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更新日:2020年7月31日

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土砂災害とその備え(土砂災害への備え)

土砂災害から身を守るためには、「日頃の備え」と「早めの避難」が大切です。

日頃の備え

  1. 懐中電灯、ラジオ、非常持ち出し品等がそろっているかチェックをしましょう。
  2. 最寄りの土木事務所や市役所、町役場で土砂災害警戒区域や土砂災害危険箇所を示した図面を見ることができます。日頃からどこが危険か、避難場所はどこかを確認しておきましょう。
  3. 避難する道に危険な場所がないか調べておきましょう(土砂災害危険箇所の他にも、山間部をとおる道路の脇の斜面や沢、危険箇所に隣接している斜面など、危険な場所があります)。
  4. 土砂災害の多くは雨が原因で起こります。気象情報に気を配り、連続雨量と時間雨量などをチェックしましょう。

避難の判断

下記のような場合は、避難をして下さい。

  1. 市町が自主避難を呼びかけたら。
  2. 前触れと思われる現象(前兆現象)を発見したら。
  3. 近く(同じ市町内や隣接する市町)で土砂災害が発生したら。
  4. これまでに経験したことのない雨を感じたら。

早めの避難(土砂災害の前兆現象)

次に示すのは土砂災害の主な前兆現象です。これらの現象を見たり聞いたりしたら早めに避難しましょう。(前兆現象がなくても土砂災害が起こることがあります)


土石流

  1. 山鳴りがする。
  2. 急に川の流れがにごり、流木が混じっている。
  3. 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
  4. 腐った土のにおいがする。

地すべり

  1. 沢や井戸の水がにごる。
  2. 地面にひび割れができる。
  3. 斜面から水がふき出す。
  4. 家や擁壁に亀裂が入る。
  5. 家や擁壁、樹木や電柱が傾く。

がけ崩れ

  1. がけに割れ目が見える。
  2. がけから水がふき出ている。
  3. がけから小石がパラパラと落ちてくる。
  4. がけから木の根等の切れる音がする。

自主避難の目安雨量

  1. 連続雨量が100mm、かつ時間雨量が30mmを超えたとき。
  2. 連続雨量が150mm、かつ時間雨量が20mmを超えたとき。
  3. 連続雨量が200mm、かつ時間雨量が10mmを超えたとき。

(時間雨量の目安)

10~20mm→雨の音で話が良く聞き取れない。寝ている人が気づく。

20~50mm→傘を差してもぬれる。バケツをひっくり返したように降る。

50mm以上→滝のように降る。水しぶきでまわりが白っぽくなる

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