更新日:2023年3月1日

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令和5年度丹波県民局主要事業(案)

 丹波県民局では5つの重点ポイントのもと事業を展開する。

1.丹波2050地域ビジョンの推進-シンボルプロジェクトの展開加速化-

2.2025大阪・関西万博に向けた事業始動

3.事業創造による関係人口拡大、移住環流促進、集落活性化

4.若者とともに進める地域づくり

5.スマート技術の実装・導入促進

 

◆「森」の保全と活用-守り、活かす-

①丹波の里山づくりの促進(アクティブ・フォレスト・プロジェクト)〔拡充〕

 里山づくりの多様な担い手(もりびと)の育成にあたるとともに、里山づくり活動団体を支援し、その取組を広く発信し、持続的な里山づくり活動を推進する。

 ・里山育成研修会の開催                     森国際会議

 ・多様な担い手育成のための伐採・搬出実技研修会の開催

 ・里山ワンストップ窓口としてのポータルサイトの運営   

 ・里山資源を活用した里山交流企画の実践実証    

 ・「丹波の森国際会議」(仮称)準備会の設置【新規】

                                     第2回丹波の森国際会議海外参加者の模様 

②丹波の環境パートナーシップづくり〔拡充〕

 平成25年に県、市、行政団体等が連携して環境保全・創造を推進するために設立した「丹波地域環境パートナーシップ会議」が10周年を迎える。

 ・SDGs推進に向けた生物多様性保全とバイオマスエネルギー活用をテーマとしたセミナーの開催

 ・県内小・中学生等を対象にエコツアーと化石発掘体験を組み合わせたサステイナブルツアーの実施【新規】

  (「丹波地域恐竜化石フィールドミュージアム推進協議会」と共催)

③桜づつみ回廊の美観保全桜づつみ

 ・桜づつみ回廊の樹勢回復対策          

            

                                

                                                                    篠山川沿いの桜づつみ

◆集落、まちの創生-居心地の良い「場」の創出-

①活力ある農村集落づくりの推進〔拡充〕ため池看板

 ・農地や担い手に係る「地域計画」の策定推進

 ・農地のレベルアップ整備に必要となる新技術の実証実施

 ・ため池の魅力発信、かいぼりの実施

 

                                     ため池看板の設置(丹波篠山市 鍋塚池)

②まちの拠点創造プロジェクト〔拡充〕

 丹波地域の中心市街地において、多拠点居住やテレワーク等新たな暮らし方、働き方等に対応した新たな都市機能を官民連携のもと整備し、まちの求心力向上を図る。

 ・新たな暮らし方、働き方に対応した複合的な都市機能のあり方を提案

 ・まちの居場所づくり~放課後みちくさプロジェクト~【新規】

③学生等による地域貢献活動の推進

 学生の活力や知恵、経験等を活かした地域の活性化を推進するため、大学生等で構成する団体が、

 自治会などの地域団体と連携して自主的に実施する活動を支援する。

 

◆新しい産業、事業が生まれ続ける価値創発の風土づくり

①先端技術等を活用したスマート農業の推進〔拡充〕

 「丹波型スマート農業」の確率とその普及拡大を推進。ドローン

 ・衛星画像等データを用いた施肥量自動調整システムの実証【新規】

 ・果樹におけるスマート農業技術の実証【新規】

 ・スマート農業技術シェアリングシステムの導入地区の拡大

 ・スマート農業機械の導入支援                         ドローンによる栗園での農薬散布

②ブランド農産物の高付加価値化や新たな加工食品の開発・販売拡大を推進。

 ・新商品等魅力向上の応援【新規】

 ・各種ブランド農産物フェアの開催

③食文化ツーリズムプロジェクト

 丹波の産物や食文化、暮らしの魅力、つくる人の思いを五感で体感できる旅「丹波の食文化ツアー」を大学と連携農家民宿して造成し、令和5年度に旅行商品としての販売を目指す。

                                       

 

                                        地元食材を使った農家民宿の料理

④四季の丹波「コト体験」の充実

 丹波特有の地域資源を活かしたユニークなコト体験プログラムの開発・充実を支援し、マイクロツーリズムを推進する。

⑤恐竜化石フィールドミュージアムの推進〔拡充〕

 恐竜化石フィールドミュージアム構想に基づき、野外博物館の魅力を地域内外へ広く伝え、更なる誘客を図る。サポーターQR

 ・恐竜サポーターの拡大

 ・サステイナブルツアーの実施【新規】(再掲)

 ・民間企業と連携した拠点施設への誘客等の取組や関連商品の開発を進める。              恐竜サポーターの登録はこちら

 

⑥“シリ丹バレー(外部サイトへリンク)”構想の推進〔拡充〕

 内外の産学官民のネットワーク形成を進め、地域発イノベーションの創出・創発を促進するエコシステムの構築を図る。シリ丹ロゴ

 ・DX推進セミナーの開催、ウェブサイトによる情報発信

 ・コワーキング・スペースのハブ機能の促進〔拡充〕

 ・ウッドバレー・プロジェクトの推進【新規】

 

◆柔軟な働き方が可能な社会の形成

①“シリ丹バレー”構想の推進〔拡充〕(再掲)女性起業家

 ・女性起業ネットワークの内外との交流促進

 ・民間副業人材の活用

 ・ユース起業アカデミーの開設【新規】

                                                たんば女性起業家ネットワーク

◆創造的人材の育成・活用と地域文化力の向上

①グローカル丹波2025推進事業【新規】

 2025年大阪・関西万博に向け、関係者で課題や情報を共有し、丹波地域におけるフィールドパビリオンを国内外に向け、効果的に発信する準備を進める。

②“もりびと”育成事業

 丹波地域の児童・生徒がふるさとの自然環境や歴史、文化、特産物等について学習・研究活動を行い、その成果を発信することで丹波地域がもつ魅力の新たな発信、ふるさと意識の醸成を図る。

③たんばユース躍動プロジェクト

 「丹波縄文の森塾」への参加経験のある青少年などが、自然の中で感性を磨き、生きる力、ふるさと意識を再確認する機会を創出する。

④シューベルティアーデたんばの支援〔拡充〕

 ・丹波の森とウィーンの森との国際交流30周年を記念するコンサートの開催【新規】

 ・ふるさと音楽広場への支援シューベルティアーデ

 

 

 

 

                                   1st(1995年)たんば田園交響ホールにて(25周年記念誌より)

 

◆人と人とのつながり拡大と新たなコミュニティ出現

①丹波型事業共創コミュニティ(パートナーシップ)の構築-“シリ丹バレー”構想の推進-【新規】 

 地域課題の解決に資するビジネスや地域資源を活かしたビジネスの創造を促進するため、地区単位でのオープンイノベーションの仕組みとして「丹波型事業共創コミュニティ(パートナーシップ)(外部サイトへリンク)」の構築を図る。

丹波2050地域ビジョンの推進

 地域ビジョンに掲げる将来像の実現に向け、シンボルプロジェクト毎に設置されたプロジェクトチームが主体的に事業の推進を図る。たんばユースチームでは、若者の目線から地域ビジョンの推進に資する提言を行うとともに、自主事業の企画・実施にあたる。また、推進組織である「プラットフォームTAMBA」では、全体のフォローアップのほか、プロジェクト間の連携やたんばユースチームの提案プロジェクトへの反映に取り組む。

スマート・コミュニティ・プロジェクト(外部サイトへリンク)-“シリ丹バレー”構想の推進-

 暮らしやすい持続可能な地域社会の実現に向けたスマート技術導入のあり方を検討する。

 

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 県民交流室

電話:0795-72-0500

FAX:0795-72-3077

Eメール:tambakem@pref.hyogo.lg.jp