ホーム > 暮らし・教育 > 生活 > 人権 > 北朝鮮当局による日本人拉致問題

更新日:2024年12月2日

ここから本文です。

北朝鮮当局による日本人拉致問題

北朝鮮当局による日本人拉致問題とは

1970年ごろから80年ごろにかけて、北朝鮮による日本人拉致問題が多発しました。
現在、17人が政府によって拉致被害者として認定されており、兵庫県関係者では有本恵子さん、田中実さんのお二人が認定を受けています。
平成14年10月には5人が24年ぶりに帰国することができましたが、12人については北朝鮮より納得のいく説明はありません。
このほかにも、いわゆる特定失踪者も含め、拉致の可能性を完全に排除できない人がいます。
政府としては、安否不明の拉致被害者はすべて生存しているとの前提に立ち、北朝鮮側に対し、すべての被害者の安全確保及び即時帰国、真相究明ならびに拉致実行犯の引き渡しを強く要求しています。
そして、すべての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するべく、総力を挙げて最大限の努力を尽くすとしています。

政府拉致問題対策本部はWeb上のさまざまな媒体を通じて情報発信を行っています。

ポスター

 

拉致問題啓発舞台劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」の開催

舞台劇チラシ

拉致問題啓発舞台劇公演「めぐみへの誓い-奪還-」を開催しました。

 

映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」上映会の開催

映画会チラシ

映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」上映会を開催します。

拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」の開催

拉致問題の早期解決と有本恵子さんをはじめとする拉致被害者等の一刻も早い帰国の実現に向け、県民の関心と認識を深めることを目的として、政府拉致問題対策本部、兵庫県、神戸市の共催による「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」を神戸市内で開催しました。

つどいチラシ

  • 日時:令和3年12月18日(土曜日)14時00分~16時00分
  • 会場:兵庫県公館大会議室
  • 主催:政府拉致問題対策本部、兵庫県、神戸市
  • チラシ(PDF:474KB)

 

 

兵庫県拉致問題啓発ビデオ「私たちにできること~拉致問題の解決を願って~」を制作しました。人権研修や学校の授業等でご活用ください。

 

ビデオチラシ

北朝鮮当局による拉致問題は、重大な人権侵害です。
しかし、拉致被害者やそのご家族等の高齢化が進み、この問題の風化が懸念されています。
そこで、兵庫県出身の有本恵子さんをはじめ拉致被害者等の一刻も早い帰国を願い、県民(特に若い世代)への拉致問題への関心と認識を深めるための啓発ビデオを制作しました。(令和3年度制作)

12月10日から16日は「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。

拉致問題はわが国の喫緊の国民的課題であり、この解決をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が国際社会を挙げて取り組むべき課題とされる中、この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。
平成18年6月、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題に関し、国民世論の啓発を図るよう努めること」が、国及び地方公共団体の責務とされました。
また、12月10日から16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされました。

必ず取り戻す

【兵庫県が取り組む啓発活動】

  • 「ひょうご人権ジャーナルきずな」による啓発
  • 映画上映会や舞台劇公演の開催
  • 人権啓発イベント等での啓発パネル展示・署名ブースの設置
  • 人権啓発イベント等でのアニメ「めぐみ」の上映
  • 県・市町広報紙や人権啓発誌への掲載、ラジオ放送を活用した啓発など
  • 巡回パネル展の実施(県・市町施設等)
  • 啓発ポスター(政府拉致問題対策本部制作)(PDF:1,794KB)

 

めぐみ

【アニメ「めぐみ」について】

昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局に拉致された実際の事件を題材に、残された家族の苦悩や懸命な救出活動の模様を描いた25分のドキュメンタリーアニメで、日本語版のほかに8か国語版があります。
またDVDの他、政府拉致問題対策本部HPから動画ファイルを無料でダウンロードして活用できます。

 

【啓発パネル(兵庫県人権啓発協会制作】

拉致私たちは、あきらめません。大切な人、離さない。

拉致問題ってどういうこと?兵庫県関係者以外の政府認定拉致被害者恵子は帰ってくると信じています。あなたにも、できること。拉致問題に関心を持ってください。

 

拉致被害者の生存と救出を願って

兵庫県では、拉致被害者とそのご家族を支援する義援金の募集や、拉致問題の全面解決とともに北朝鮮に拉致された日本人の救出を願うブルーリボン運動について、多くの方に知っていただけるよう取り組んでいます。
また、国の政府拉致問題対策本部と連携した活動も行っています。

 

県警からのお知らせ

兵庫県警察では、北朝鮮による「拉致被害者」の有本恵子さんと田中実さんに関する情報や、「拉致の可能性を排除できない行方不明者」の方々に関する情報提供を求めています。
お心当たりのある方は、兵庫県警察本部外事課まで情報をお寄せください。皆様のご協力をお願いします。
詳しくは、警察庁・兵庫県警察のホームページをご欄ください。

 

 

 

お問い合わせ

部署名:県民生活部 総務課 人権推進室

電話:078-341-7711

内線:3098

Eメール:jinken@pref.hyogo.lg.jp