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百日咳は、百日咳菌による急性気道感染症です。
特徴的な咳が長く続き、1歳未満乳児(特に生後6か月以下)では、まれに亡くなってしまうことがあります。
また、肺炎やけいれん、脳炎などを引き起こしてしまうこともあります。
全国における発生状況は、2024年に4,093人(兵庫県207人)の届出数(速報値)となりました。
2025年は、全国・兵庫県とも前年を上回るペースの報告があります。
成人では、咳は長期間続きますが、比較的軽い症状で経過することが多く、受診・診断が遅れることがあります。
症状は、7~10日程度の潜伏期間を経て、
主に、患者の咳やくしゃみなどにより、しぶきに含まれる細菌を吸い込むことによって感染します(飛沫感染)。
咳エチケットなどの一般的な感染対策が有効となります。
また、定期の予防接種としては、生後2か月から計4回DPT-IPV-Hib(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ・インフルエンザ菌b型)5種混合ワクチンを接種できます。
定期の予防接種に関しては、お住いの市町へお問い合わせください。
治療には、マクロライド系抗菌薬が検討されます。医師から処方された抗菌薬は指示どおり服薬してください。
※服薬の途中で、気になることがありましたら、処方をされた医療機関又は薬局に問い合わせてください。