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更新日:2025年11月25日

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赤穂健康福祉事務所の感染症情報NOW!!

赤穂健康福祉事務所(保健所)管内(相生市、赤穂市、上郡町)の感染症情報を西播磨の山城3兄弟とお届けします。walk

 

 

 

 

 

西播磨の山城 (nishiharima.jp)

最近のトピックス

今、気を付けたい感染症 世界で麻しんが増えて国内へのお持ち帰りが増えているそう

梅毒の報告数が過去最多となっています&クラミジアと淋菌も増えがち

寒い冬に気を付けたい感染症海外へ行かれる方は渡航先で流行している感染症にご注意を

新型コロナ「5類」になってどうなるの 「マダニ」に備えよう!

今でも結核!?赤穂健康福祉事務所管内2024速報値 HPVワクチン-キャッチアップ接種は条件付きで令和8年3月末まで延長

エムポックスって? 

今、気をつけたい感染症

赤穂健康福祉事務所管内でのインフルエンザは、第45週(2025年11月10日~11月16日)は1定点機関あたり22.67人(前週26.17人)です。

 
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新型コロナウイルス感染症は第45週(2025年11月10日~11月16日)は1定点医療機関あたり6.67人(前週4.33人)です。

溶連菌やアデノウイルスも引き続きご注意ください。

感染性胃腸炎の流行も続いています。この時期はノロウイルスによる感染性胃腸炎が多いです。

感染症予防のために、流水と石鹸によるこまめな手洗い、咳エチケット、状況に応じてマスクを着用する等、基本的な感染予防対策を励行するようにしてください。アデノウイルスやノロウイルスなどアルコールが効きにくいウイルスもありますので、アルコール消毒だけではなく手洗いを励行してください。

・赤穂健康福祉管内で百日咳の報告が増加しておりますのでご注意ください。

 厚生労働省 百日咳に関する情報ページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

・厚生労働省よりマイコプラズマ肺炎に関する注意喚起(PDF:58KB)が発出されました(令和6年10月8日)。

・インフルエンザも増加傾向ですので引き続き、手洗いの励行や咳エチケット等の感染予防策をお願いします。

 

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赤穂郡医師会感染症サーベイランス

赤穂郡医師会から情報提供いただきました感染症情報をご紹介します。

赤穂郡医師会では、令和4年から医師会の8医療機関において感染症のサーベイランスを行っており、上郡町内のすべての医療機関で診断された患者総数の動向が観察できます。

赤穂郡医師会内における第45週(2025年11月10日~11月16日)状況は、インフルエンザは74人(前週98人)です。
新型コロナウイルス感染症は前週10人から15人と増加しています。

咳エチケットや状況に応じたマスクの着用など基本的な感染予防対策を継続していただきますようお願いします。

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兵庫県/赤穂健康福祉事務所管内の新型コロナウイルス感染症発生状況 (hyogo.lg.jp)

兵庫県/兵庫県感染症情報センター (hyogo.lg.jp)

 

世界で麻しんが増えて国内への持ち帰りが増えているそう

麻しんは麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、空気感染により感染し、感染力が極めて強いです。重症化することもあり、約1000人に1人の割合で死亡する可能性があるとも言われています。唯一の有効な予防方法はワクチン接種です。

日本は、2015年に麻しん排除国の認定を受けており、最近では海外からの輸入症例からの国内感染伝播事例が報告されているところです。最近では兵庫県内でも確認されています。

海外では2020年93,840件、2021年59,619件、2022年171,156件、2023年321,887件、、2024 年 359,521 例と増加傾向にあり、主な報告地域は、東地中海地域(EMR)、アフリカ地域(AFR)、ヨーロッパ地域(EUR)の 3 地域で、全体の 82%を占めています。これらの地域に渡航される方で、麻しん罹患歴がなくワクチン2回接種歴がない場合はワクチン接種をしてからの渡航をご検討ください。

麻疹とは (niid.go.jp)

麻疹の発生に関するリスクアセスメント (niid.go.jp)

兵庫県/麻しん(はしか)について (hyogo.lg.jp)

梅毒の報告数が過去最多となっています&クラミジアと淋菌も増えがち

近年、全国的に2023年をピークに2024年は減少しました。赤穂健康福祉事務所管内においても2024年は2件と2023年に比べ減少しました。

梅毒は、主に、性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。

梅毒にり患した者との性交渉を避けることが基本となります。

コンドームの適切な使用により感染リスクは下がりますが、コンドームが覆わない部分から感染する可能性があるため、完全に予防することはできません。

赤穂健康福祉事務所では、匿名無料の検査を行っていますのでご不安な方はご相談ください。

赤穂健康福祉事務所における検査案内(別ウィンドウで開きます)

兵庫県感染症情報センター「月報」のページを要チェック!→兵庫県/兵庫県感染症情報センター (hyogo.lg.jp)

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梅毒(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

梅毒とは(国立感染症研究所)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

兵庫県/梅毒について (hyogo.lg.jp)

 寒い冬に気を付けたい感染症

冬になるとノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎も増えてきます。これらのウイルスは感染力が強く、アルコールによる消毒も効きにくいため、日頃より手洗いを励行することが大事になります。外から帰ってきたとき、食事前、トイレの後、便や嘔吐物の処理をしたとき、オムツ交換のあとはせっけんと十分な流水で手洗いを行いましょう。

ロタウイルスはワクチンがあります。重症化予防のために定期接種の対象となる乳児は接種をしましょう。

 

冬の感染症にご注意! ~インフルエンザ&ノロウイルス特集~ | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

インフルエンザ(総合ページ) |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

感染性胃腸炎(特にノロウイルス)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

感染性胃腸炎(特にロタウイルス)について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

海外へ行かれる方は渡航先で流行している感染症にご注意を

海外へ行かれる方はまず渡航先で流行している感染症を検疫所のホームページFORTH|厚生労働省検疫所で調べてから予防対策をたてていきましょう。

気を付けていただきたい感染症として、この春には海外から持ち込まれ国内で感染を拡げた「麻しん」、水道設備が整っていない地域などでは、「赤痢」や「チフス」、蚊を媒介する感染症の「マラリア」、「デング熱」、「ジカウイルス感染症」などがあります。

本年は熱帯、亜熱帯地域において「デング熱」の大規模な流行が報告されているようで、これらの地域に渡航する場合は、蚊にかまれない対策が必要です。

渡航に関する規制がなくなった今年は夏休みを利用して海外渡航される方も多いかと思われますが、渡航先で流行している感染症にかからないよう予防していただき、思いっきり楽しんできてください。

兵庫県/長期休暇で海外へ渡航される方へ(感染症予防と予防接種) (hyogo.lg.jp)

 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策について 

 新型コロナウイルス感染症やインフルエンザに代表される急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)は、国民の健康に対して大きな影響を与えている感染症の一つです。
 これらの感染症については、学校や高齢者施設等における集団感染、高齢者や一定の基礎疾患を有する高齢者が罹
患すると重症化するリスクがあること等の問題が指摘されており、その発生の予防とまん延の防止が重要な課題とされています。
こうしたことを踏まえ、厚生労働省は、急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針(ARI指針)を告示し、これに基づいて急性呼吸器感染症に関する総合的な対策を進めています。

今冬の急性呼吸器感染症(ARI)への総合対策の推進について(国通知)(PDF:143KB)

今冬の急性呼吸器感染症(ARI)総合対策について(PDF:4,689KB)

令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A(PDF:1,408KB)

急性呼吸器感染症(ARI)に関する施設等内感染予防の手引(PDF:557KB)

今冬の急性呼吸器感染症(ARI)の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について(PDF:303KB)

 

「マダニ」の活動に備えよう。

重傷熱性血小板減少症候群「SFTS」はマダニに咬まれることによって感染する感染症です。春から秋までがマダニの活動が活発になる時期です。

マダニが活動する春はもう目の前!山間にお住まいのみなさまはマダニの活動に備えておきましょう。

SFTSはマダニに咬まれることによって感染する感染症です。春から秋までがマダニの活動が活発になる時期ですが、冬に活動する「マダニ」の種類もありますので冬もご注意ください。

詳しくは、赤穂健康福祉事務所管内にお住まいのみなさま「マダニ」にご注意を!(別ウィンドウで開きます)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者発生について(注意喚起)(令和7年6月6日発出)(PDF:55KB)

リーフレット①(PDF:2,980KB) リーフレット②(PDF:1,502KB)

 

今でも結核!?赤穂健康福祉事務所管内2024速報値

2024年の赤穂健康福祉事務所管内の結核患者報告数は、10人で罹患率(人口10万人あたりの報告数)は11.8人で低まん延国の基準となる10.0人を上回っています。
年代別では60歳以上が60%を占めており、高齢者は注意が必要です。
咳が長引く、体重減少が続く場合などは念のため医療機関を受診しましょう。

赤穂健康福祉事務所管内における2024の結核(概況)(PDF:323KB)

赤穂健康福祉事務所の結核通信

医療機関向け(PDF:317KB)(別ウィンドウで開きます)

施設向け(PDF:305KB)(別ウィンドウで開きます)

結核(BCGワクチン) |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

HPVワクチン-キャッチアップ接種期間が条件付きで延長されます

子宮頸がん等予防のためのHPVワクチンは、接種後に原因不明の持続的な疼痛等がみられたため平成25年6月に定期接種を積極的に勧奨しない(要するに国として接種をおすすめしない)こととなっていました。
令和3年11月に最近の知見から、HPVワクチンの安全性に特段の懸念がみとめられないことが確認されたことから、積極的な接種勧奨の差し控えは終了(要するに国として接種をおすすめする)となり令和4年4月から定期接種が事実上再開となりました。
接種機会を逃していた平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子に接種機会を設けるためキャッチアップ接種が行われています。

キャッチアップ接種は条件付きで令和8年3月末までとなっていますので、接種は計画的に!

詳細はお住いの市町ホームページをご確認ください。

令和5年4月からは、9価ワクチン(シルガード9)の接種も可能となっています。

相生市「HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症予防接種について」のページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

赤穂市「ヒトパピローマウイルス感染症予防接種について」のページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

上郡町「HPVワクチンのキャッチアップ接種について」のページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

エムポックスって?

令和5年4月11日兵庫県内居住者でエムポックス患者が発生したことが公表されました。

エムポックスは、アフリカに生息するリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触により感染する感染症です。

2022年5月以降、アフリカ大陸への渡航歴のない症例が欧米を中心にこれまで8万人以上確認されており(2023年4月現在)、2022年7月23日にWHOはエムポックスの流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると宣言されています。(2023年5月11日宣言終了)

国内で2023年以降も、患者の発生が続いており、累計で252例の症例が確認されている(2025年7月4日時点)。

常在国外で報告されている症例の多くは男性であり、男性間で性交渉を行う者(MSM; Men who have sex with men)が多く含まれていることが各国から報告されているそうです。MSM以外の男性、小児、女性の感染例の報告もあるようです。

 

エムポックスについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

複数国で報告されているエムポックスについて(第4報) (niid.go.jp)

 

欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎

2022年1月以降、欧州や米国において10歳未満の小児の原因不明の急性肝炎の発生が報告され、肝移植を受けた事例も報告されているそうです。
一部事例では、アデノウイルス等が検出されているものの、原因は明らかになっておらず関連が調査されているところです。
現在日本では同様の事例がないか調査を行っています。
今ただちに恐れたり特別の対応をする必要はありませんが、ウイルスの関連が示唆されていますので、咳エチケット、手指衛生(手洗い、手指消毒)などの感染対策は引き続き励行しましょう。

令和5年8月21日付けの国立感染症研究所の報告において国内外で増加している兆候はないことから、令和5年8月31日をもって積極的な情報収集は終了となりました。

 

お問い合わせ

部署名:西播磨県民局 赤穂健康福祉事務所 地域保健課

電話:0791-43-2321

FAX:0791-43-5386

Eメール:Akoukf@pref.hyogo.lg.jp