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9月24日~9月30日は結核予防週間です。
我が国で結核は今でも1日に32人の新しい患者が発生し、5人が命を落としている重大な感染症です。
令和5年1月~6月の当所管内における新規結核患者数は14人で、昨年に比べて増加傾向です。
2週間以上、咳やからだのだるさが続く、微熱がある、体重減少などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
※龍野健康福祉事務所の結核通信(令和5年)
1.医療機関向け(PDF:257KB)2.社会福祉施設向け(PDF:263KB)
腸管出血性大腸菌感染症(O157他)は菌に汚染された飲食物を食べたり、汚染された手などから他の人へ二次感染を起こすことがあります。
特に乳幼児や高齢者では重症化することがあり、溶血性尿毒症症候群(HUS)または脳症等の合併症を起こすことがあるので注意が必要です。
まずは手洗いをしっかり行うことを徹底し、食品の取り扱い(食肉類はしっかり加熱する、包丁やまな板はよく洗い消毒する、「生肉用のおはし」と「食べる時のおはし」を使い分ける等)にも注意しましょう。
当所管内では、令和5年に入り6件発生しています。
つつが虫病はつつが虫リケッチアを保有するツツガムシというダニの一種に咬まれることによって感染します。潜伏期間は5~14日で、症状は高熱、発疹、刺し口等で重症化し、死亡することがあります。発生時期は春~初夏及び晩秋から冬であり、これらの季節は特に注意が必要です。
屋外での活動時にはダニ等に咬まれないように肌の露出をしない、虫除けスプレーを利用するなど予防しましょう。
当所管内では、令和4年に2例、令和5年に入り1例の発生報告がありました。
当所管内では、社会福祉施設での新型コロナウイルス感染症の集団発生が依然として散発しております。感染症法上は令和5年5月8日から「5類感染症」へ位置づけられましたが、高齢者や基礎疾患のある方の重症化リスクは変わらないため引き続き感染対策が重要となります。
患者発生時には、施設医や協力医療機関の医師に相談のうえ対応をお願いします。
また、社会福祉施設の方々には、新型コロナウイルス感染症だけではなく、その他の感染症にもご注意頂きながら、集団発生が起こった時には下記の報告の目安により龍野健康福祉事務所へご報告をお願いします。
※報告の目安
1.同一の感染症もしくは食中毒による又はそれらによると疑われる死亡者又は重篤患者が1週間内に2名以上発生した場合
2.同一の感染症もしくは食中毒の患者又はそれらが疑われる者が10名以上又は全利用者の半数以上発生した場合
3.1及び2に該当しない場合であっても、通常の発生動向を上回る感染症等の発生が疑われ、特に施設長が報告を必要と認めた場合
⇒社会福祉施設等における感染症等発生時に係る報告について(◆平成17年02月22日健発第222002号雇児発第222001号社援発第222002号薬食発第222001号老発第222001号)(外部サイトへリンク)(令和5年4月28日改正)
※報告様式はこちら⇒感染症発生報告(ワード:27KB)
・感染症情報について⇒兵庫県/感染症
・感染症ごとの発生数の情報など⇒兵庫県/兵庫県感染症情報センター
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