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中播磨健康福祉事務所管内(市川町、福崎町、神河町)の感染症情報をお届けします。
コロナどうなってるの?感染性胃腸炎の流行について今でも結核、2022年報
麻しん(はしか)に注意しましょう インフルエンザの発生状況 急性出血性結膜炎の警報
ダニ媒介感染症(つつが虫)咽頭結膜熱(プール熱)が流行しています
新型コロナウイルス感染症の治療費について、令和5年10月から窓口での負担が生じます
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【1】負担割合
3割の方 | 9,000円 |
2割の方 | 6,000円 |
1割の方 | 3,000円 |
各治療薬共通です
治療薬以外(診察料、処方料、調剤料等)は令和5年5月8日以降と同様の取扱い(窓口負担あり)となります
【2】療養期間について
外出自粛は求めませんが、発症後5日間を経過しかつ症状軽快から24時間経過するまでは外出を控えていただくことを推奨します
【3】発生状況
管内の発生状況は、2023年第46週の定点あたり7.5です。微増しており、県平均1.61より多い傾向です
今後も感染予防対策は継続していただきますよう、お願いします
令和5年5月後半に警報レベルとなっていましたが、7月現在は終息レベルとなっています
冬期だけでなく、1年を通して発生する可能性があり、日頃から予防が必要です
2022年中播磨健康福祉事務所管内の結核患者報告数は、4人で罹患率は10.0となりました
減少する値が鈍化しており、過去6年横ばい状態です
過去の病気ではありません。長引く咳や体重減少などいつもと違う症状がある場合、早めに医療機関を受診しましょう
中播磨健康福祉事務所管内における2022結核年報(概況)(PDF:283KB)
全国、兵庫県内でも感染事例が報告されています
全国で21名、うち神戸市管轄1名、尼崎市管轄1名
今後国内における感染事例の増加が懸念されています
【症状】発熱、咳、鼻水、眼の充血、発疹など
【感染経路】感染力が非常に強く、咳やくしゃみなどの飛沫感染と空気感染があります
麻しんかも?と思ったら
必ず事前に医療機関に電話のうえ、受診してください
母子健康手帳でワクチン接種歴を確認してください
公共の交通機関などの使用は避けてください
兵庫県麻しん(はしか)について
管内インフルエンザ定点医療機関より2023年第46週の定点当たり21.5の患者報告があり、県平均17.69より多い傾向です
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗いが有効です
また、感染が疑われる場合は、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です
管内眼科定点医療機関より令和5年9月(38週)4名の患者報告があり、警報レベルとなりました
今週(39週)2名の患者発生があり、警報レベルを継続しています
【原因】主にエンテロウイルス(70型)とコクサッキーウイルス(A24変異株型)
【症状】強い目の痛み・結膜の充血や出血など
【感染経路】ヒトからヒトへ、患者が直接触れた物を介して接触感染
【予防のポイント】手洗いの励行と家族内でタオルの共用を避ける
ダニ媒介感染症は、ウイルス等を保有するダニにかまれることによって感染し、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、つつが虫などがあります。
中播磨健康福祉事務所管内において、令和5年11月につつが虫の報告が1件ありました。兵庫県内において2~9件程度、毎年報告されています。年間に春~初夏および秋~初冬に発生ピークがみられます。
山や畑仕事をするときは、長そで長ズボンで裾は軍手や靴下に入れましょう。(外部サイトへリンク)
潜伏期間は5~14日で、典型的な症状では発熱、刺し口、発疹がみられます。
もし咬まれていても無理に取ろうとせず、医療機関にご相談ください。
啓発ポスター山ありダニあり(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
管内小児科定点医療機関より2023年第46週の定点当たり3の患者報告があり、県平均は3.03です
小児を中心に主に夏に流行しますが、最近の傾向として冬季にも流行が見られることがあります
【原因】アデノウイルス(非常に感染力が強い)
【症状】発熱、頭痛、のどの痛み、結膜炎など
【感染経路】患者の咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスが付着したタオルなどの患者が触れたものからの接触感染
【予防のポイント】手洗いの励行と家族内でタオルの共用を避ける
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