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更新日:2023年11月27日

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芦屋健康福祉事務所管内の感染症情報

感染症発生動向調査に基づく状況や、感染予防についての注意喚起等をお知らせします。

1.2023年46週(11月13日~11月19日)の感染症発生動向情報について

  ○定点把握感染症について<定点あたり上位の感染症>
順位 感染症の種類 定点あたりの報告数 増減
第45週 第46週
1 インフルエンザ 11.33 9.33 ⬇2.00
2 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎感染症 1.00 2.50 ⬆1.50
3 COVID-19 1.00 1.33 ⬆0.33
4 咽頭結膜熱 0.50 0.50 ➡0.00
4 感染性胃腸炎 0.00 0.50 ⬆0.50
4 突発性発しん 0.00 0.50 ⬆0.50

   
   ・グラフで見る状況(PDF:4,849KB)(別ウィンドウで開きます)
   ・定点あたりの報告では、インフルエンザの報告が減少し、流行期レベルとなりました。
   ・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎感染症とCOVID-19の報告が増加しました。
   ・感染性胃腸炎と突発性発しんの報告がありました。

  ○全数把握感染症について

   ・報告はありませんでした。

  ○インフルエンザによる臨時休業について

   ・学級閉鎖の報告がありました。

  ○兵庫県全体の状況はこちらから確認できます。

   兵庫県感染症情報センター(別ウィンドウで開きます)

2.気になる感染症①・・・「インフルエンザ」について

 ・2023年第46週での兵庫県全体の定点あたりの患者数は、17.69人となり、引き続き注意報レベル基準値(定点あたり患者数10.0人)を超えています。
 ・同時期の芦屋健康福祉事務所管内は9.33人で前週より減少し、注意報レベル基準値(定点あたり患者数10.0人)を下回りましたが、流行期レベル基準値(定点あたり患者数1.0人)を超えています。
 ・学級閉鎖も続いています。
 ・インフルエンザの予防には、ワクチンの接種、手洗いが有効です。
 ・感染が疑われる場合には、マスクの着用、咳エチケット、早めの受診が重要です。

2.気になる感染症②・・・「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎感染症」について

 ・A群溶血性レンサ球菌を病原体とする急性咽頭炎で、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。
 ・幼児期から学童期の小児に多く見られます。
 ・患者との接触を介して広がるため、ヒトとヒトとの接触の機会が増加するときに起こりやすく、家庭、学校、保育施設などでの集団感染が多いです。
 ・予防には手洗いの励行や咳エチケットが効果的です。

2.気になる感染症③・・・「感染性胃腸炎」について

 ・細菌やウイルスなどの病原体による感染症で、嘔吐や下痢などが主な症状となります。
 ・ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス感染が多く、毎年秋から冬にかけて流行が見られます。
 ・また、冬期はノロウイルスによるものが多くなります。
 ・ノロウイルスは、患者の大便や吐物中に大量に含まれており、感染力が非常に強いウイルスです。
 ・エタノールなどの消毒剤はあまり効果がないため、吐物などは次亜塩素酸ナトリウムを使用し、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用して処理しましょう。
 ・カキなどの二枚貝類は十分加熱して食べるなどの注意が必要です。

 

 

お問い合わせ

部署名:阪神南県民センター 芦屋健康福祉事務所 地域保健課

電話:0797-32-0707

FAX:0797-38-1340

Eメール:Ashiyakf@pref.hyogo.lg.jp