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6月は「夏の蚊対策広報強化月間」です。(外部サイトへリンク)
中南米を中心に、ジカウイルス感染症が多数報告されています。
ジカウイルス感染症はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を媒介して感染します。また、ジカウイルス感染症は感染しても症状がないか、症状が軽いため気付きにくいこともあります。
海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
本県では、ジカウイルス感染症に関する注意喚起を行うとともに、適切な対応を行ってまいります。
ジカウイルス感染症の流行地域
アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生があります。
最新の情報は以下のHPを確認してください。
ジカウイルス感染症の流行地域(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)
ジカウイルスを保有した蚊(ヤブ蚊類:ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に吸血されることで感染します。
主にヒト-蚊-ヒトの経路で感染します。極めて稀なケースとして、献血や性交渉による感染の可能性も指摘されています。妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性が指摘されていますが、その感染機序や感染時期はわかっていません。
流行地で蚊に刺されないようにすることが重要です。特に、妊娠中の方又は妊娠を予定されている方は、流行地への渡航・滞在をできる限り控えるよう十分注意して下さい。
性行為により男性から女性パートナーへの感染伝播が疑われている事例が報告されています。現在、性行為による感染についての十分な知見は得られていませんが、流行地域から帰国した男性で、妊娠中のパートナーがいる場合は、パートナーの妊娠中は、症状の有無にかかわらず、性行為の際に、コンドームを使用することを推奨します。
お住まいの周囲の水たまりをなくすことで蚊の数を減らすことができます。(蚊媒介感染症対策についてへ)
ジカウイルス感染症が四類感染症に追加されました。医療機関において、症状や所見からジカウイルス感染症が疑われル患者を診断した場合は、最寄りの保健所へ連絡いただくますようお願いします。
なお、厚生労働省結核感染症課がジカウイルス感染症を疑う症例の要件について次の通り整理しています。
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