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更新日:2020年10月9日

PCR検査について

1 PCR検査について

PCR検査(ウイルス遺伝子検査)は、ウイルスへの感染の有無を確認するための検査です。

※ 陽性となった場合

検査で陽性となった方は、軽症、無症状であっても必ずいったん入院いただき、その後の病状の見極め等医師による総合判断により、医療機関への入院、宿泊施設への入所をお願いしています。

また、検査で陽性となった方は、発症2日前までの無症状の期間でも周り(ご家族、会社、友人等)への感染のおそれがあります。そのため、周りの方(接触者)についての調査を、健康福祉事務所又は保健所が行いますのでご協力をお願いします。

2 PCR検査の対象者

感染拡大防止を図るため、症状等から医師が総合的に判断して感染が疑われる者のほか、濃厚接触者やクラスター等の次の関係者について検査を実施します。

  • (1)濃厚接触者は無症状者も含めて検査を実施します。
  • (2)医療機関や社会福祉施設、学校などで陽性患者が確認され、感染の拡がりが疑われるなど、クラスター(集団感染)の発生が懸念される場合には、濃厚接触者以外にも幅広く関係者を対象として検査を実施します。
  • (3)国の接触アプリ「cocoa」、兵庫県新型コロナ追跡システムの利用者で、陽性患者との接触があったなどの通知を受けた方のうち、希望者にPCR検査を公費負担で実施します。(「cocoa」の利用者については、接触歴を確認します。)

 

※濃厚接触者とは

患者の感染可能期間内(発症日の2日前から、診断後に隔離などをされるまでの期間)に、次の接触等があった人を言います。

  • 患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった人
  • 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、マスクなど必要な感染予防策なしで、15分以上の接触があった人

3 PCR検査能力の拡充

当初300件程度であった検査能力を衛生研究所の処理能力の増をはじめとして、民間検査機関、帰国者・接触者外来への検査機器購入支援などにより順次拡大し、目標2,500件/日まで増強します。

 

区分

現状

目標

衛生研究所等

兵庫県

280

700

保健所設置市

530

530

小計

810

1,230

民間検査機関

580

600

医療機関

430

670

合計

1,820

2,500

 

4 PCR検査機会の拡充

  • 帰国者接触者外来を増加していきます。[9月末現在で県下70カ所]
  • 県医師会や地元自治体に協力いただき、保健所を介さずにかかりつけ医等からの紹介により、PCR検査を実施できる「地域外来・検査センター」が順次開設されます。
    • [神戸市(6月8日~)、姫路市(7月3日~)、西宮市(8月18日~)、東播磨圏域(8月28日~)、淡路圏域(9月1日~)、阪神圏域(10月1日~)]

5 抗原検査について

抗原検査(迅速キット、定性検査)は、発症2日から9日目以内の有症状者が検査対象であるものの、PCR検査と比べて専用の検査機器が不要で、その場で約30分程度で結果が判明するため、インフルエンザの流行期における発熱患者への検査などに活用していきます。

抗原検査(定量検査)は、感度は迅速キットより高くPCR検査(Lamp法)並みで、時間当たりの処理能力も高く、無症状者の唾液検査が実施可能ですが、専用の機器が必要なため、機器の購入支援等を活用して普及を図ります。

参考:新型コロナウイルス感染症にかかる各種検査

 

 

PCR検査

抗原検査(定量)

抗原検査(定性)

検査内容

  • ウイルスの遺伝子を増幅させてその量を測定

 

  • 分析機器を用いて、ウイルスのタンパク質(抗原)に反応する抗体を用いて測定
  • 簡易キットを用いて、ウイルスのタンパク質(抗原)に反応する抗体を用いて測定

検査時間

  • 4~6時間

(時短PCR:1~2時間)

※このほか搬送等に時間が必要

  • 30分
  • 15~30分

感度

  • 少量のウイルス量で検出が可能
  • 抗原検査(簡易キット)よりも感度が高く、LAMP法と同程度の感度
  • PCR検査と比べ一定以上のウイルス量が必要

主な活用場面

  • 検査機器等の配備を要するものの、無症状者に活用できるため、保健所、地方衛生検査所、感染研等の検査専門施設や医療機関を中心に実施。
  • 大量の検体を一度に処理できる機器や操作が簡便な機器など、幅広い製品があるため、状況に応じた活用が重要。
  • 検査機器等の配備を要するものの、無症状者に活用できるほか、現在供給されている検査機器は、新型コロナウイルス感染症に係る検査以外にも、通常診療で実施される様々な検査に活用できるため、検査センターや一定規模以上の病院等において活用。
  • 検査機器の設置が不要で、その場で簡便かつ迅速に検査結果が判明するが、現状では対象者は発症2日目から9日目の有症状者の確定診断に用いられるため、インフルエンザ流行期における発熱患者等への検査に有効。

 

検査の種類

PCR検査

抗原検査(定量)

抗原検査(定性)

検体の種類

鼻咽頭

鼻腔

唾液

鼻咽頭

鼻腔

唾液

鼻咽頭

鼻腔

唾液

有症状者(症状消失退者含む。)

発症から9日目以内

※1

※1

×※2

発症から10日目以降

※4

※4

※3

※3

×※2

無症状者

※4

※4

※4

※4

×※2

※1:発症2日目から9日目 以内のみ。

※2:有症状者への使用は研究中。無症状者への使用は研究を予定している。

※3:使用可能だが、陰性の場合は鼻咽頭PCR検査を行う必要あり。

※4:推奨されない。

出典:厚生科学審議会感染症部会資料、新型コロナウイルス感染症対策分科会資料

お問い合わせ

部署名:健康福祉部感染症等対策室感染症対策課 新型コロナウイルス感染症対策班

電話:078-362-3226

内線:3193

FAX:078-362-9474

Eメール:kansentaisaku@pref.hyogo.lg.jp