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洲本健康福祉事務所では、HIV感染症、梅毒、B型肝炎、C型肝炎の検査を無料匿名で実施しています。早期に発見し治療することは、あなた自身やあなたの大切な人を守ることにつながります。まずはご相談だけでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください。
【検査情報】 |
開設日:毎月第2・第4火曜日9時30分~11時45分 R6年度開設予定日(PDF:48KB) 場所:洲本健康福祉事務所 処置室(洲本総合庁舎2階) 検査内容:HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎 (血液検査) 予約方法:前日までにお電話ください(要予約) 結果受け渡し:HIV・梅毒は検査当日午後(確認検査が必要な場合は結果の返却が後日となります)、B型肝炎・C型肝炎は2週間後 |
【問い合わせ先】 |
洲本健康福祉事務所 健康管理課 TEL :0799-26-2062 住所:洲本市塩屋2-4-5(洲本総合庁舎2階) |
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は免疫に関わる細胞に感染し、これらの細胞を減らします。エイズとは、HIVに感染することで免疫力が低下し、普段は感染しないような特定の病原体に感染している状態を言います。
感染経路は「性的感染」「母子感染」「血液感染」があります。「性的感染」はHIVを多く含む一部の体液(血液、精液、膣分泌液、母乳)が粘膜(腸管、膣、口腔等)や傷口と直接接触することにより起こります。そのため予防には正しいコンドームの着用が非常に有効です。※汗や唾液にはHIVの感染を引き起こすだけのウイルス量はありません。
HIVに感染していても数年は症状が出ず、感染が分かったときにはすでにエイズを発症していることがあります。そのため、感染の不安があるときは早めに検査を受けましょう。保健所では無料匿名で検査を受けることができます。
HIVに感染していることを早期に発見し治療することで、エイズの発症を抑えることができます。また、治療を継続することで、体内のウイルス量が一定以下になり他の人へ感染させないことや、HIVに感染していない人と変わらない生活を送ることができると言われています。
毎年、12月1日は世界エイズデーです。 |
R6年のキャンペーンテーマ 『U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。』 U=Uとは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)の略であり、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことが確認されています。 |
性感染症の一つである梅毒の報告数が、全国的に急増しており、兵庫県内においても増加傾向にあります。淡路島内では若年層に限らず、幅広い世代で患者が報告されています。
感染部位(性器、肛門、口など)にしこりや痛みの少ないただれができます。その後、かゆみの少ない発疹(バラ疹)が手のひらや足の裏など全身に現れます。
梅毒の初期症状は自然に軽快しますが、治療をせずに放置してしまうと、脳や心臓などに命に関わる障害が出ることがあります。HIVやクラミジアなどの他の性感染症にもかかりやすくなります。また、性的な接触により他の人に感染させることや、妊婦が感染していると胎盤を通して胎児に感染し、死産や重い障害につながる先天梅毒になることがあります。
コンドームを正しく着用することが予防に有効ですが、コンドームに覆われていない皮膚や粘膜に症状がある場合は感染する可能性があります。そのため、自分や相手に症状がある場合は性的接触を控えることも重要です。
感染を疑ったときは早めに検査を受けましょう。症状がある場合は、医療機関を受診してください。梅毒は治療により完治できますが、複数回感染することがあります。梅毒に感染していることが分かれば、セックスパートナーにも受診してもらいましょう。症状がない場合は保健所で無料匿名での検査を受けることができます。
日本で発生している肝炎の多くは肝炎ウイルスが原因とされています。肝炎ウイルスにはA型・B型・C型・D型・E型などがあります。中でもB型肝炎やC型肝炎は慢性化しやすく、肝硬変や肝がんへと進行するリスクがあり注意が必要です。
B型肝炎やC型肝炎の感染経路は「母子感染」「血液感染」「性的感染」があります。肝炎の症状には、倦怠感や食欲不振、黄疸(皮膚が黄色くなる)などがありますが、無症状で経過してしまうことも多く、症状が出始めたときには重症になっていることがあります。
感染を早期に発見し治療することで、肝硬変や肝がんへの進行を防ぐことができます。そのため、過去にB型肝炎・C型肝炎の検査を受けたことがない場合は、検査を受けることをお勧めします。
お住まいの市や職場の健診でB型肝炎・C型肝炎の検査を受けることができる場合があります。市や職場にご確認ください。市や職場での検査が受けられない場合は、医療機関や保健所で無料検査を受けることができます。
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