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今必要なのは、一人ひとりが強い自覚を持った感染予防です
8月2日(月曜日)から8月31日(火曜日)までの間、兵庫県にまん延防止等重点措置が適用されました。
今回の流行は、感染力が非常に強いデルタ株が中心となっており、40代や50代の方でも重症化する患者が続発していることから、今まで以上に徹底した対策が必要です。
新型コロナウイルス感染症は、高リスクの行動を避けることにより十分予防可能な疾患です。今私たちに必要なのは、一人ひとりがこれまで以上に強い自覚を持ち、地域社会全体で感染予防に取り組むことです。
1 帰省を含め、都市部等の感染拡大地域との往来を控えましょう。
最近2ヶ月の淡路地域での初発患者の多くが、都市部等の感染拡大地域との往来や帰省に伴うものです。特に都市部等での食事や飲酒の場への参加は徹底して避けましょう。
事情により家族や親族が帰省した場合でも、家の中でのマスクの着用、食事は別々に取るなど感染対策に注意しましょう。
2 人と出会う時は、常にマスクを着用しましょう。
短時間でも、少人数でも、近所の人でも、マスク無しでの会話は特に高リスクです。
3 お茶や食事など飲食の際は会話を控えましょう。会話する場合には必ずマスクを着用しましょう。
食事の相手が無症状でも全く安心できません。特にお盆の期間など親族や友人等が集まって食事をすることは控えましょう。
4 体調異常があれば、登校(部活動の参加を含む)や出勤を控え、予め電話で相談の上、早期に医療機関を受診しましょう。
5 ワクチン接種について、副反応等の誤った情報には惑わされず、正確な情報に基づき積極的な接種をお願いします。
令和3年8月5日
淡路県民局長亀井浩之
洲本市長 竹内通弘
南あわじ市長守本憲弘
淡路市長 門 康彦
「第5波急拡大!感染対策徹底要請!」 まん延防止等重点措置区域の拡大
本県の新規感染者数は、本日(8月12日)過去最多の728人となるなど、感染急拡大しています。淡路地域においても多数感染者が確認されており、油断できない状況です。
病床使用率は約5割となり、このまま拡大が続けば、医療ひっ迫に繋がりかねません。そのため、神戸市、阪神南・阪神北・東播磨地域、姫路市に加え、8月16日から、北播磨・中播磨・西播磨・丹波・淡路地域を「まん延防止等重点措置区域」に指定することとしました。
若い世代の方々をはじめ一人一人が自覚をもって、責任ある行動をお願いします。
1 リスクの高い行動の回避
・日中も含め不要不急の外出・移動を自粛し、帰省・旅行等は中止・延期してください。
・友人等との会食や宅飲み、路上・公園での飲酒は絶対にしないでください。
・部活動やサークル活動などの際には、熱中症に注意し、会話の際のマスクの着用など感染対策を徹底してください。
・時短要請時間外に営業している飲食店等や感染対策(アクリル板の設置又は座席間隔1m以上の確保など)が徹底されていない飲食店等の利用はやめてください。
2 ワクチンの積極的な接種
・ワクチン接種は感染を予防します。副反応や接種後の死亡例等の誤った情報には惑わされず、正確な情報のもと、積極的な接種への参加をお願いします。
3 事業者の皆様へ
・飲食店等は、営業時間の厳守、特に措置区域での酒類提供の禁止をお願いします。
・多数の方が利用する集客施設は、入場整理等により密を避けてください。
・職場クラスターが増えています。従業員の感染対策の徹底、テレワーク等の推進をお願いします。
令和3年8月12日
淡路県民局長 亀井 浩之
淡路島内においても連日多数の新規感染者が発生し、県立淡路医療センターの対応病床が満床状態となるなど、すでに島内の医療体制が危機的状況となっております。
この危機を乗り越えるためには、住民が一体となって地域社会全体で感染防止対策に取り組む必要があります。
島内の皆さまにおかれましては、以下の「洲本健康福祉事務所からの緊急要請」をご覧いただき、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
令和3年8月19日
淡路県民局長 亀井 浩之
洲本健康福祉事務所からの緊急要請
令和3年8月16日
先週末から島内での新型コロナウイルス感染症患者が急増し、8月13日(金)以降は13人、17人、10人、14人と短期間に多数の患者が発生しており、県立淡路医療センターの対応病床が満床状態となるなど、危機的な状況となっております。家族内感染以外の患者のほとんどは、若い世代を中心に、島外からの帰省、都市部との往来、友人等との会食、マスク無しでの会話など、ハイリスク行動を伴っています。また、遺伝子解析の結果、島内で検出されるウイルスのほとんどは、感染性が非常に高く、病原性も強いデルタ株となっており、これまではこれぐらいの行動なら大丈夫だった、といった科学的根拠によらない経験則は当てにならず、家族内感染も相次いでいます。
今回のデルタ株の流行では、島内の限られた医療資源を守り、患者が必要な医療を受けることができ、他の医療に支障が生じないよう、地域社会全体で、ハイリスク行動を徹底して避ける取り組みが不可欠ですが、現実には、ハイリスク行動が相次ぎ、自分たちで自分たちの地域を危険にさらす、大変苦しい状況となってしまっています。
デルタ株でも、ポイントを押さえたハイリスク行動を避ける取り組みを地域社会全体で徹底することにより、患者発生を大幅に減らすことが十分可能です。現在の危機的な状況を脱するには、結局のところ、新規患者発生を抑えるしかありません。今後、全ての年代でワクチン接種が進めば、冬までには感染状況の改善が見込まれ、決して先の見えない戦いではありませんので、当面、現在の危機を乗り切るまでは、「自分たちの町は自分たちで守る」以下の取り組みを一人一人が徹底いただきますよう、宜しくお願いいたします。
記
1 島外からの帰省は、流行が落ち着くまで延期してください。
2 外出は、通勤・通学・通院や食料品・日用品の買い物、ウォーキングなど生活や健康維持のための必要最小限に止め、特に都市部との往来は徹底して避けてください。
3 友人や同僚、親戚等との飲食は、流行が落ち着くまでは控えてください。(飲食に伴う、多数の患者が発生しています)
4 人と出会う時は、常にマスクを着用し、特にマスク無しでの会話はやめてください。(マスク無しでの会話に伴う患者も多数発生しています)
5 症状として、熱や咳、味覚・嗅覚障害等以外に、喉の痛み、頭痛、体のだるさ、といった症状も少なくありません。こういった症状があった場合は、予め電話で相談の上、早期に医療機関を受診してください。(デルタ株は感染性が高く、様子を見ている内に、家族内や周囲に感染が拡がります)
6 本人に症状が無くても同居家族に症状がある場合は、出勤したり、子供を学校やスポーツ、習い事に出席・参加させるのはやめてください。
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