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更新日:2020年3月25日
こども家庭センター(児童相談所)で受け付けた児童虐待に関する相談件数は依然として増加傾向にあり、子どもの生命が奪われるなど痛ましい事件も後を絶ちません。
2004年9月、栃木県小山市で二人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられて亡くなる事件が起きました。
その事件をきっかけに児童虐待防止を推進するオレンジリボン運動が始まりました。
国は児童虐待防止法が施行された11月を「児童虐待防止推進月間」と定めており、兵庫県においても、この問題に対する社会全体の関心と理解を深めるため、民間と行政が協力し、さまざまな広報・啓発活動を展開しています。
令和元年度「児童虐待防止推進月間」標語
189(いちはやく) ちいさな命に 待ったなし
【厚生労働省公募最優秀作品】
オレンジリボン運動公式サイトへは下のバナーをクリックしてください。
被虐待児童を発見した医療機関及び学校、幼稚園、保育所は、下記の通告シートにより、児童福祉法第25条に基づく通告を行ってください。
その際、こども家庭センターから通告機関へ、通告シートの情報について問い合わせさせていただくことがあります。
県では24年10月、県マスコット「はばタン」と全国的な児童虐待防止のシンボルマークである「オレンジリボン」のコラボレーションにより、本県の児童虐待防止シンボルマーク「オレンジリボンはばタン」を作成しました。本県が実施する啓発事業等で活用します。
「オレンジリボンはばタン」は、はばタンの原著作者である、金成俊(キムソンジュン)氏にデザインを依頼し、作成しました。
児童虐待防止に熱意のある県内の団体、企業の皆様に「ひょうご児童虐待防止サポーター」として、啓発にご協力いただいております。
今後さらに協賛企業、団体を募ることとしています。
ヴィッセル神戸との協働で試合開始前に児童虐待防止に関する広報啓発を行いました。
令和元年11月23日(対セレッソ大阪戦)
ノエビアスタジアム神戸
医療機関での受診や学校等での検診において、児童虐待を早期に発見し、こども家庭センターや市町等に通報できるよう、医師、養護教諭、保育士、保健師等を対象に、研修会を実施しました。
令和元年度開催
県内主要駅の掲示板に啓発ポスターを掲示
県総合庁舎、こども家庭センターに懸垂幕・横断幕を掲出
兵庫県内のこども家庭センターで受け付けた平成24年度の児童虐待の相談件数は2,418件で、児童虐待防止法が施行(平成12年11月)される前の平成11年度(518件)と比べ、約5倍に増加しています。
県では、児童虐待に関する県民の意識、理解について調査、分析し、今後の相談支援など県の施策のあり方を検討するとともに、その結果を情報発信することで、県民の児童虐待防止の機運のさらなる醸成を目指します。
施設入所する子ども等に子どもの権利条約に準拠した冊子を配布し、こども家庭センター職員が読み聞かせをすることで、権利と義務・責任の関係について理解を深め、主体的に生きる力を育むことができるよう支援します。
ご相談は24時間受け付けております。お近くのこども家庭センターまでご連絡ください。
こども家庭センター
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電話番号 | 管轄市町 |
---|---|---|
中央こども家庭センター | 078-921-9119 |
加古川市、西脇市、三木市 高砂市、小野市、加西市、加東市 多可町、稲美町、播磨町 洲本市、南あわじ市、淡路市 |
西宮こども家庭センター | 0798-74-9119 | 尼崎市、西宮市、芦屋市 |
川西こども家庭センター | 072-759-7799 |
伊丹市、宝塚市、川西市、三田市 猪名川町、丹波篠山市、丹波市 |
姫路こども家庭センター | 079-294-9119 |
姫路市、相生市、たつの市、赤穂市 宍粟市、神河町、市川町、福崎町 太子町、上郡町、佐用町 |
豊岡こども家庭センター | 0796-22-9119 | 豊岡市、養父市、朝来市 香美町、新温泉町 |
神戸市こども家庭センター 神戸市児童虐待夜間休日相談 |
078-382-2525 078-382-1900 |
神戸市 |
明石こどもセンター | 078-918-5726 |
明石市 |
兵庫県では、県内で発生した児童虐待事例の検証を行い、今後取り組むべき課題や方策を検討し、再発防止を目的として、第三者委員で構成する児童虐待防止委員会を設置しています。
資料
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