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ケアリーバー(社会的養護経験者)とは、児童養護施設や里親などの社会的養護の保護(ケア)を離れた方(リーバー)のことです。兵庫県では、ケアリーバーへの支援について、施設等の入所中から自立に向けた支援や退所後のアフターケアまで寄り添って支援しています。ふるさとひょうご寄附金を活用した取組も行っていますので、ご協力をよろしくお願いします。
令和6年4月5日にひょうご自立支援 相談・交流拠点(ケアリーバー専門相談窓口)を開設しました。
2023年6月から「ケアリーバーの支援のあり方検討委員会」を立ち上げ、新たな支援方策を検討し、2024年3月に報告書をとりまとめました。検討経過はこちら(別ウィンドウで開きます)からご覧ください。
国の基準(上限あり)に基づき、学校に通うための学用品費や学習塾代等を支援。
令和6年度から児童養護施設等の小学生の習い事(ピアノ等)に要する経費の一部に措置費を支弁(5千円/月)。
令和6年度から児童養護施設等の小学生の学習塾や通信講座に要する経費の一部を助成(8千円/月)。
高校生のクラブ活動の用具購入費、遠征時の交通費、学習塾代、その他学校生活の充実に必要な経費等のうち、措置費超過分の一部を助成。
児童養護施設に派遣する学習支援補助ボランティアの旅費を支援。
発達に特性を持つ児童の認知機能等の強化のためのトレーニングを学ぶ職員向けの研修を実施。あわせて、児童養護施設の入所児童の認知機能等の強化のためのトレーニングに必要な教材費や講師派遣等に要する経費の一部を助成。
児童養護施設等の高校既卒者に対して予備校の授業料の一部を助成。
児童養護施設のこどもたちと大学生と自然体験等を行うプログラムを実施(主に小5~中1)。
児童養護施設に大学生を派遣し、大学生活などを語り合う機会を提供(主に中2~高2)。
自立支援セミナー、就職支援セミナー、就職相談会の開催
就労支援セミナーの様子(令和6年1月14日開催)
措置費により就職支度費と大学進学等自立生活支度費を支弁。
受験に係る受験料や交通費、宿泊費等を含め、大学、専門学校等への進学に必要な経費の一部を助成。
児童養護施設や里親の下で育った児童が大学等へ進学する場合に、大学等のオンライン授業に対応できるよう、パソコンやWi-Fi等の環境整備に必要な経費の一部を助成。
就職支援セミナー等に参加した場合の交通費や参加費、その他就職活動に必要な経費の一部を助成(施設等退所後5年以内の方も対象)。
退所後相談~こもれび~(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
施設退所前の進学・就職等の自立支援及び退所後のアフターケアを担う職員を県内の児童養護施設に配置しています。ご自身が暮らしていた施設にご連絡ください。
ケアリーバーの応援企業を増やすため、企業向け研修会の開催や認定制度の創設、企業表彰などを実施。
就労の継続に課題を抱えるケアリーバーのため、応援企業に各企業で選定したワーク・エ スコーター(寄り添い支援者)を配置し、生活面も含めた伴走型支援を実施。
児童養護施設等を退所又は里親等への委託が解除された者及び児童養護施設等入所中又は里親等への委託中の者に対して、安定した生活基盤を築き円滑な自立を支援するため、兵庫県社会福祉協議会において貸付を実施。(児童養護施設等の退所又は里親等の委託解除から5年が経過するまでの間、貸付の申請が可能)
詳細は兵庫県社会福祉協議会(078-200-5210)にお問い合わせください。
児童養護施設等を退所する子どもや女性が就職したり、アパート等を賃借する際に、施設長等が身元保証人となる場合の損害保険契約の保険料に対して補助。
兵庫県では、「ふるさとひょうご寄附金」を活用し、児童養護施設や里親家庭など社会的養護のもとで生活するこどもたちの自立や夢が実現できるよう応援プロジェクトを展開しています。
プロジェクトの詳細はこちら(別ウィンドウで開きます)からご覧ください。
寄付金のお申込み手続については、兵庫県ふるさと納税「ふるさとひょうご寄付金」のページ「寄付の手続」からお願いします。
寄附申出書に必要事項を記入の上、県窓口での直接申し込み、郵便、FAX、電子メールのいずれかの方法でお申し込みください。
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