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更新日:2025年3月27日

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とどけ!認知症本人と家族のおもい
~認知症になっても私は私らしく~

ここでは、「ひょうご認知症希望大使」の古屋一之 氏、「大使の活動パートナー」の北村吉次 氏をはじめとする、兵庫県内で集まった認知症の本人やその家族、周りの方のおもいを、そのままの言葉で皆様にお届けします。

認知症だから何もできなくなる、何も考えられなくなる、そんな古い認知症観を一蹴するために立ち上げました。

認知症になったとしても、自分らしく希望をもって暮らすことができるように、時にはかなしいこと、時にはうれしいことをここで紹介します。


とどけ!認知症の人と家族のおもい(PDF:416KB)

認知症本人のおもい(一部)

  • 最初は泣くだけ泣いてもいいし、苦しい時は苦しいと言ってもいい。しかし、決して悲観することなく、認知症と診断されたとしても、そこからも自分の人生である。(ひょうご認知症希望大使 古屋 氏)
  • 古屋さんの講演会で、古屋さん自身の実体験を聞くことで、自分以外にも同じような方がいるんだと知り、すごく励みになり、安心できた。
  • できてないと思うとつらくなる。できることをしようと思っている。
  • はじめから「この人はこうだ」と思わないで欲しい。「認知症の〇〇さん」ではなく、「〇〇さん」である。
  • 手芸が趣味。通販で具材を買って、家で自分で作って、ケースを買って、家に飾っている。それから、お花(菊)も趣味。先生に教わって、家の玄関がちょっと物足りないときに飾るのが一番の楽しみ。

家族、まわりのおもい(一部)

  • 認知症は、まだまだ世の中には残念ながら理解されていない。知らない人も多い。だけど知ってもらいたい。そのためには、古屋さんの活動が必要。(活動パートナー 北村 氏)
  • 1日の中でも症状が穏やかな時と激しい時の波がある。しかし、市主催の本人ミーティングの参加者と関わると、とても穏やかでニコニコとし、本人も楽しんでおり家族も安心する。
  • ご家族からはよく、困りごとっていうか、お話を聞くが、ご本人さんとしては自分なりに楽しい気持ちとか、前向きな気持ちをもってやられていたりするが、家族さんの中で理解するのにちょっと苦しい部分があったりする。しかし、何かそこがうまく、家族と本人の気持ちがかみ合うと、良いふうに過ごせるじゃないかと思います。

関連情報

お問い合わせ

部署名:保健医療部 健康増進課

電話:078-341-7711

内線:2901

FAX:078-362-3913

Eメール:kenkouzoushinka@pref.hyogo.lg.jp