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気温が上昇する春以降は、病害虫の発生が多くなってきます。病害虫の発生は、樹木や草花の生育などの障害になるため、適切な防除が必要です。
病害虫の防除において、農薬の散布は効果的な手段の一つですが、不適切な使用は周辺住民の健康や生活環境に悪影響を及ぼすことがありますので、安易に農薬に頼ることなく、病害虫の生態や発生状況を正確に把握し、害虫の捕殺や病気の枝葉の切除などの方法で防除することも必要です。
最近は、化学物質過敏症の方も増加しており、特に住宅地周辺での農薬散布にあたっては一層の配慮が必要ですので、「住宅地等における農薬使用について」(平成25年4月26日付け農林水産省消費・安全局長及び環境省水・大気環境局長連名通知)等に基づき、周辺住民への周知や天候・時間帯の考慮など、環境に配慮した適正かつ安全な農薬使用を心がけてください。
樹木防除のポイントや主な病害虫の生態などを別添のとおり取りまとめましたので、これからの街路樹などの病害虫防除の参考にしてください。(関連資料1・2参照)
また、環境省により作成された「公園・街路樹等病害虫・雑草マニュアル」も参考にしてください。(関連リンク参照)
★万一、事故等が起きた場合は、速やかに最寄りの県民局・県民センターの農林(水産)振興事務所、又は農業改良課へ連絡してください。
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