ここから本文です。
2月も半ばになり、寒い中にも日差しに何となく春の気配が感じられるような朝もあります。
洲本市では、1月14日からおよそ1ヶ月にわたり「冬咲きチューリップショー」が開かれました。(一財)淡路島くにうみ協会が毎年実施されているもので、今年は5品種およそ1万本のチューリップが訪れる方の目を楽しませていました。実は、そのオープニングにお招きいただいていたのですが、荒天のため中止。例年子どもたちの鼓笛隊の行進などがあると聞き、楽しみにしていましたので残念です。
このショーが開かれていたのは、洲本市の市街地にある市民広場。近代産業遺産に認定されている赤レンガの建築物が建ち並び、芝生に覆われた癒やしの空間です。天気の良い日には、観光のお客さんが散策したり、家族連れのくつろぐ姿が見られます。
赤レンガの建物は、旧鐘紡の紡績工場跡を再生したものです。レンガの壁が市民広場から離れた住宅地に残っているのを見ても、その工場の広大な規模が想像できます。建物のひとつを活用している洲本市立図書館は、落ち着いた雰囲気のある私のお気に入りの場所の一つです。
「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏が洲本市出身であることから、ドラクエの像も設置されており、それを背景に写真を撮る親子連れや若者もよく見かけます。
この場所には、20年以上前に訪れたことがあり、少し雰囲気が変わっていましたが、赴任したときには当時の思い出がよみがえりました。
周辺にはレストランやギャラリーなどもあります。洲本を訪れる機会があれば、是非立ち寄ってみて下さい。
7日には兵庫県の来年度当初予算案が発表されました。県民局としても、デスティネーションキャンペーンや大阪・関西万博に向け、淡路島の魅力をどんどん発信していきたいと考えています。島内の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
令和5年2月15日
淡路県民局長 藤原 祥隆
お問い合わせ