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6月の終わりから7月上旬にかけて、「はも道中」や「海開き」といった行事に参加しました。
「はも道中」は昨年もこの欄で紹介しましたが、旬を迎える淡路島の“べっぴん鱧”を京都に届けるものです。コロナ禍では実施できなかった“はもすき(はも鍋)”のふるまいが、今年は島内でも京都でも実施されました。ハモにタマネギ、そうめんと淡路の夏の魅力が結集した逸品です。京都では昨年よりも多くの観光客が八坂神社や沿道におられ、淡路島の魅力の一端に触れていただくことができました。ずっと繰り返していますが、どうぞ淡路島を実際に訪れて、本場のハモを始めとする淡路の食材を味わってみてください。
海水浴場も、島内各地で開かれ、洲本の大浜では早速家族連れなどが綺麗な水と砂浜を楽しんでいる姿が見られました。島内の夏祭りも再開されるものが増えるなど、各種の行事、イベントが復活しつつあります。一方でコロナ前とは行事内容が一部変更される例もあり、社会、生活への影響も続いています。
そんな中、「ロングライド150」も4年ぶりに復活します。2千人を超える参加者が淡路島を自転車で一周するこのイベントも、3年間は本来の形では実施できませんでしたが、今年は9月18日(月・祝)に開催されます。申込みの締切りは今月末。まだ定員に余裕があるようですので、サイクリング好きの方は、これを機会に是非淡路にお越しください。
夏本番を前に、日本各地で豪雨による災害が多発しています。ここ淡路でも土砂降りの日があったりします。恐ろしい線状降水帯は、どこで発生するか分かりません。島の皆さんは、改めて身の回りの点検をし、避難経路、避難場所を確認するなど、万が一に備えてください。前回も書きましたが、避難指示などが出されたときには、自分事と考え、迅速な行動をお願いします。
令和5年7月14日
淡路県民局長 藤原 祥隆
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