ここから本文です。
6月になりました。梅雨入りは平年より遅れているようですが、これから、淡路島は梅雨や台風の出水期に入ります。
兵庫県では、6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、農山村地域の要監視ため池・山地災害危険地区等の点検を行うことで、災害を未然に防止する運動を進めています。
島内には約1万箇所(正確には9,513箇所)のため池があります。兵庫県全体では21,752箇所ですから、県内のため池の44%が淡路島に集中していることになります。そして、そのうち1,350箇所が決壊により下流の人家や農地等に被害を及ぼす「要監視ため池」です。
6月4日に、市、消防、警察、地元関係者の皆様と連携し、島内の5箇所(ため池2箇所、山地災害危険地区2箇所、地滑り防止区域1箇所)の合同パトロールを実施しました。引き続き、パトロール対象に異常がないか点検を続けていきます。
ため池の異常や山崩れや山地の危険箇所を見つけた場合は、県または、市にご連絡願います。
〇山崩れや山地の危険箇所に関する相談 洲本農林水産振興事務所森林課 TEL:0799-26-2102
〇ため池の異常に関する相談 洲本土地改良事務所農村計画第2課 TEL:0799-26-2118
5月20日に、ひょうごフィールドパビリオン(以下、FP)に参加いただいている島内プレーヤーの皆様と「FPキックオフミーティング」を開催しました。
平櫛ファシリテーターのもと、今回は、大阪夢洲の万博会場での展示内容や、淡路島への誘客方法、現在不安に感じている点などについて、グループに分かれてそれぞれの思いを話し合っていただきました。
最後の発表会では、
淡路島を周遊いただくには、旅行者に響くストーリーづくりが大事
SNSを効果的に活用し、世界へ発信
多言語化やアクセスの脆弱さへの対応が必要
など、ヴィジョンや課題の共有が図られたと思います。
FPの取り組みは、誘客だけが目的ではありません。地域の方々がそれぞれの活動の強みや課題を共有し、連携を図ることにより、さらなる地域活性化へとつなげていくこと、こうした動きが淡路では着実に進んでいると感じました。
ひょうごフィールドパビリオン (expo2025-hyogo-fieldpavilion.jp)(外部サイトへリンク)
梅雨の話からはじめましたが、淡路での住居は、山の麓なので緑も豊かですが、湿気も凄いです。現時点で平均湿度70%。これからの季節どう乗り切るのか、こちらの課題解決も重要ですね。
お問い合わせ