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更新日:2024年6月21日

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エボラ出血熱について

エボラ出血熱とは

エボラ出血熱はフィロウイルス科エボラウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症で出血熱の一つです。

エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

2014年3月から、ギニアをはじめとする西アフリカにてエボラ出血熱が流行し始め、2016年3月29日の西アフリカのエボラ出血熱の感染流行に関する国際的な懸念に対する公衆衛生上の緊急事態が解除されるまでに、ギニア、リベリア、シエラレオネで、合計で28,616人の確定診断患者、感染の可能性の高い患者、及び疑いのある患者が報告され、このうち、11,130人が死亡しました。

エボラ出血熱に関するQ&A(外部サイトへリンク)

感染経路について

患者の血液、分泌物、排泄物や唾液などに接触することで感染します。エボラウイルスは基本的に空気感染をしないため、感染者の体液や血液に触れなければ感染することはありません。また、日本国内の医療体制や生活環境から考え合わせると、日本国内でエボラ出血熱が流行する可能性は、現時点ではほとんどないと言われています。

アフリカから入国・帰国された方へ

検疫所で健康カードを配布された方や、下記1又は2に該当する方は、最寄りの健康福祉事務所・保健所にご連絡下さい。なお、発熱等の症状が出た場合は、なるべく外出を控えるようにして下さい。

  1. 21日以内にエボラ出血熱患者(疑い患者を含む。)の体液(血液、体液、吐瀉物、排泄物など)との接触歴があり、発熱等の症状(※1)が出た方。
  2. 21日以内にエボラ出血熱発生地域(2)由来のコウモリ、霊長類等に直接手で接触するなどの接触があり、発熱等の症状(1)が出た方。
    1. 発熱等の症状:38℃以上の発熱、嘔吐、下痢、食思不振、全身倦怠感等
    2. エボラ出血熱発生地域:ギニア、シエラレオネ、リベリア、ウガンダ、スーダン、ガボン、コートジボワール、コンゴ民主共和国、コンゴ共和国

      ※相談は最寄りの健康福祉事務所(保健所)へ(保健所一覧へリンク

お問い合わせ

部署名:保健医療部 疾病対策課

電話:078-362-3213

FAX:078-362-3933

Eメール:shippeitaisaku@pref.hyogo.lg.jp