ここから本文です。
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態(およそ6カ月以上継続)を指します。記憶、見当識障害(今がいつか(時間)、ここがどこか(場所)がわからなくなる状態)、理解・判断力の低下などの症状が現れます。
老化によるもの忘れ |
認知症のもの忘れ |
---|---|
体験の一部を忘れる | 体験の全体を忘れる |
ヒントがあると思い出せる | ヒントがあっても思い出せない |
人や時間、場所などがわかる | 人や時間、場所などがわかりにくい |
日常生活に支障がない | 日常生活に支障がある |
「兵庫県版認知症チェックシート」は、認知症の可能性についてご自身やご家族などの身近な方がチェックすることができます。認知症を疑う症状があったり、心配な時はかかりつけ医などの身近な医療機関にご相談ください。かかりつけ医がいない場合や、お近くの医療機関がわからない場合は、認知症相談医療機関や各市町に設置している認知症相談センターへご相談ください。必要な場合は専門医療機関へつなぎます。
「認知症リスク評価スコア」は、今の生活習慣を振り返ることにより、4年以内に認知症になるリスクを知ることができます。リスクを正しく知ることで、今後の行動につなげることができます。
兵庫県版認知症チェックシート(認知症リスク評価スコアつき)(PDF:4,750KB)
「兵庫県版認知症チェックシート」
「認知症リスク評価スコア」
健康ひょうご21県民運動ポータルサイト「こころの健康」の「認知症チェック」(下記ホームページ)でも、簡単にチェックできます。画面上の質問に答えると結果が表示されます。認知症について、もしご心配なことがございましたら、かかりつけ医や認知症相談医療機関にご相談ください。
このチェックシートの結果はあくまでもおおよその目安(参考値)で、医学的診断にかわるものではありません。
相談・受診をされる際には以下のものを持参されることをお勧めします。
認知症は、治らない病気だから医療機関にいっても仕方がないと思っていませんか?認知症は早期に気づき受診や相談につながることで自分らしい生活のための工夫(準備)が可能です。まずは、かかりつけ医などの身近な医療機関にご相談ください。病状に応じ必要な専門医療機関につなぎます。
<早期診断・早期対応が大切な理由>
認知症になっても「自分らしい生活」の工夫をすることは可能です
相談窓口 | 内容 | 連絡先・相談時間 |
---|---|---|
認知症相談センター |
地域(市町)の認知症相談窓口 |
詳細は、認知症相談センターのページを確認下さい |
地域包括支援センター |
地域(市町)の高齢者の相談窓口 |
地域包括支援センター |
兵庫県民総合相談センター (電話相談のみ) |
認知症・高齢者相談
|
【電話番号】078-360-8477 【相談時間】10時~12時、13時~16時 ※火曜日・年末年始・祝日除く |
電話相談及び来所による面接相談 |
若年性認知症についての相談窓口 (月曜日~金曜日) |
【電話番号】078-242-0601 相談時間等:9時~12時、13時~16時 ※年末年始・祝日除く |
お問い合わせ