（龍野土木）坊垣内川砂防堰堤工事

山から川へ流れ込む渓流には、山の斜面が急勾配な箇所や、渓岸の侵食・崩壊の発生箇所、不安定土砂が堆積する箇所など、大雨により土砂が流出して、土砂災害の発生する危険性が高い渓流があります。龍野土木事務所では、これらの土砂災害の発生する危険性が高い渓流において、第4次土砂災害5ヶ年計画に基づき砂防堰堤を整備することにより、住民みなさんの生命、財産及び生活環境の保全を図ります。

揖保川水系坊垣内川は、たつの市新宮町篠首に位置し、揖保川に流入する土石流危険渓流となっています。渓流の侵食や風倒木の発生により流域の荒廃が進行していたことから土砂災害の危険性がありました。このため、龍野土木事務所では令和2年度より砂防事業に着手し想定される土砂の量や地形条件から高さ9.0m、幅62.6mの堰堤を計画し、令和4年度より工事着手し、現在施工中です。