更新日:2024年1月26日

ここから本文です。

土木部

業務内容

元気で安全・安心な兵庫の社会基盤づくりのため、道路及び河川に関する施策、港湾その他土木に関する施策に取り組んでいます。

組織

課名

業務内容

総務課

部の職員の身分取り扱いや予算・会計、広報・広聴、部の重要施策、重要事業の進行管理、県政改革方針等に関する事務を行っています。

契約管理課

部の事業執行に伴う契約事務、入札参加資格審査申請の受付事務や、公共工事の入札及び契約の適正な執行を図るための各種制度の企画立案、公共工事の総合評価落札方式に関すること等を行っています。また、電子入札システムの運用等、行政のOA化による効率的で効果的な事業執行体制の確立に取り組むとともに、建設業を営む者の資質の向上、発注者の保護等、県内建設業の健全な発達を促進するため、建設業法に基づく建設業者の指導監督、建設人材の確保・育成の推進に関すること等の施策を進めています。

用地課

 

適正かつ円滑に公共事業用地の取得を進めるため、損失補償の基準や用地取得に関する事務手続等の制度の制定・改廃、土地収用法に基づく事業の認定等に関する事務を行っています。また、公共事業用地の先行取得を行っている兵庫県土地開発公社との連絡・調整に関する事務等も行っています。

交通政策課

誰もが安心して利用できクリーンでエネルギー効率の高い公共交通機関を有効に活用する観点から、安全性の確保を図りつつ既存鉄道の電化、高速化、複線化や、生活交通バスの維持確保、輸送サービスの改善等、公共交通の整備・充実を図るとともに、公共交通の利便性向上方策の推進や利用促進について、県民や交通事業者とともに取り組んでいます。

空港政策課

関西の航空需要を最大化する旅客本位の航空ネットワーク構築をめざして関西3空港の最大活用を推進するとともに、県北部の高速交通を担うコウノトリ但馬空港でも、地域ニーズに応え、地域の振興・活性化に寄与できるよう取り組んでいます。

技術企画課 公共事業評価、コスト縮減など公共事業全般に関する総合的な企画調整、県民の参画と協働による県土づくり、また、県が行う土木工事の品質を確保するため、各種基準の策定等の技術管理や積算の基礎となる単価や歩掛を調査するとともに、建設副産物の適正処理等の環境対策にも取り組んでいます。
道路企画課 県土の骨格を形成し、県民の生活基盤となる道路網計画の立案と、基幹道路八連携軸など高速道路網の整備を積極的に進めています。また、事業計画等の基礎資料となる、道路交通に関する調査を行うとともに、生活・自然環境と調和した人と自然にやさしい、より質の高い道路整備をめざした環境対策にも取り組んでいます。
道路街路課 道路は、社会・生活・経済を支え、多様な地域に多彩な文化と豊かな暮らしを築く、最も基本的な基盤施設であり、今後も道路網の整備・充実を図る必要があります。
具体には、高速交通網が十分に整備されていない多自然居住地域等における高規格道路やこれらと一体的に機能する幹線道路の整備、生活に密着した一般道路の整備、交通が集中する都市部における街路網の整備、踏切渋滞の解消等を図るための連続立体交差事業など、交通需要や地域ニーズに即した「道づくり」を進めます。
道路保全課 道路保全課は、暮らしを支える道路について、「まもる~安全・安心を確保する防災・減災対策~」、「つくる~活力ある兵庫の基盤整備~」、「つかう~生活の質を高める社会基盤の再構築~」の視点のもと、交通基盤の耐震化等の推進、個性を活かした美しい地域づくり、都市の環境改善の推進、安全・快適で利便性の高い道路空間の整備、適正な維持管理の推進などの施策を展開しています。
河川整備課

災害を未然に防止し、県民の生活・財産を守るため、自然環境や地域景観との調和を図りながら河川改修やダム建設を推進しています。

また、県民が親しみを持って、美しい水と緑にふれあえる河川、ダムの水辺空間を創出するため、「ひょうご・人と自然の川づくり」基本理念・基本方針に基づいた治水施設整備や河川環境整備等を推進しています。

総合治水課 「ひょうご・人と自然の川づくり基本理念・基本方針」と「総合治水条例」に基づき、従来からの「河川・下水道対策」に加え、校庭貯留等の「流域対策」、ハザードマップ作成等の「減災対策」を組み合わせた「総合治水」を推進します。また、県民の参画と協働を得ながら、「河川整備基本方針」や、河川の特性と地域の実情に応じた「河川整備計画」を策定します。さらに、美しい兵庫づくりを目指し、人と自然が共生する河川環境の整備・保全や、親水・景観などの河川空間機能の向上を図るため、河川環境に関する施策を推進します。
砂防課 土砂災害から県民の暮らしを守るため、砂防・地すべり・がけ崩れ対策等を推進しています。また、土砂災害警戒区域等の指定や土砂災害警戒情報の提供など警戒避難のためのソフト対策を実施し、総合的な土砂災害対策を推進しています。
下水道課

豊かさを実感できる生活環境づくり、浸水のない安全で安心なまちづくり及び健全な水循環・良好な水環境の創造をめざして、武庫川流域下水道など4流域6処理区で流域下水道事業を、兵庫東・西の両地区で流域下水汚泥処理事業を計画的に推進しています。

また、各市町が実施する公共下水道の整備推進を支援しています。

港湾課 本県は、大阪湾、瀬戸内海、日本海に面し、852キロメートルにわたる多彩な海岸線と姫路港、尼崎西宮芦屋港、東播磨港等の国際的貿易港から地域社会を支える地方港湾まで多様な30の港湾を有しています。港湾事業として、姫路港をはじめとして魅力あるみなとづくりを行い、また、海岸事業として、田之代海岸をはじめとして安全で親しめる海辺づくりを行っています。

主要施策等

南海トラフ地震等に備える地震・津波対策

南海トラフ地震や日本海側で発生する地震による津波に備えるため、防潮堤等の沈下対策や防潮水門の整備など緊急かつ重要な津波対策を推進する。

また、緊急輸送道路や被災した場合に社会的影響の大きい道路の橋梁耐震補強や法面防災対策を推進する。

頻発する風水害に備える総合的な治水対策

平成30年7月豪雨や令和元年東日本台風等、豪雨が激甚化・頻発化しているため、「河川対策アクションプログラム」(令和2~10年度)に基づき、河川の事前防災対策を重点的に推進する。

安心・快適な都市基盤の整備

渋滞解消や歩行者・自転車の安全確保及び都市の防災機能向上のため、街路網の整備を推進する。また、豊かさを実感できる生活環境づくりや健全な水環境・良好な水環境の創造のため、下水道施設の更新や下水汚泥エネルギーの有効利用に向けた整備を推進する。

基幹道路ネットワークの充実強化

県土の骨格を形成し、県全体の発展基盤となる基幹道路八連携軸を構成する基幹道路ネットワークのミッシングリンクを早期解消に取り組む。

また、名神湾岸連絡線、大阪湾岸道路西伸部、神戸西バイパス、東播磨道、東播丹波連絡道路、山陰近畿自動車道、北近畿豊岡自動車道の整備を推進するとともに、播磨臨海地域道路、山陰近畿自動車道等の早期事業化にも取り組む。

空港・港湾の利活用促進

新型コロナウイルス感染症の収束後を見据え、回復が期待される航空需要を関西全体で取り込むため、神戸空港の国際化をはじめ関西3空港の最大活用を推進する。

コウノトリ但馬空港は、但馬地域の振興のために但馬空港において取り組むべき施策について慎重に検討する。

港湾では、岸壁の改修及び防波堤の整備等を図り、物流・産業拠点となる港湾機能の強化を推進する。また、2050年までに姫路港臨海部の温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルポート(CNP)形成に向け、その方策やスケジュール等を取りまとめた姫路港CNP形成計画の策定に着手する。大阪湾ベイエリアでは、活性化の一環として、新西宮ヨットハーバーのビジターバースを活用し、スーパーヨットの誘致を促進する。

公共交通の維持・活性化

「ひょうご公共交通10カ年計画」(令和3~12年度)に基づき、県内市町等と連携し、持続可能で安全・安心な公共交通ネットワークの構築を促進する。

鉄道の有する定時性・高速性・快適性が一層発揮されるよう、輸送サービスの質の向上や安全性の確保のための施設整備等を支援する。

また、通勤・通学、通院、買物等の日常生活に不可欠な路線バス、コミュニティバスの維持確保を推進する。

総合土木職(農政・県土)・建築職・機械職・電気職の仕事内容

総合土木職(農政・県土)・建築職・機械職・電気職の仕事内容をご紹介します。
採用試験の受験をお考えの方は、ぜひご覧ください。