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更新日:2022年5月18日

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産業労働部

業務内容

産業労働部では、本県経済の持続的成長と豊かな地域経済を築くため、県内産業の振興や雇用・就業対策のほか、国際交流の推進、観光ツーリズムの振興などに取り組んでいます。

組織

課名

業務内容

総務課

産業労働部の人事、予算・決算、企画、事務の調整及び広報に関する事務のほか、部の行政の企画及び重要事項の進行管理など総務部門として各課の側面支援を行っています。

地域経済課

活力ある中小企業の育成を図るため、成長分野企業の支援、経営革新に対する支援、「(公財)ひょうご産業活性化センター」等の支援機関での相談や専門家の派遣のほか、商工会等を通じた小規模事業対策を行っています。また、地域経済の担い手である商店街・小売市場など中小商業の振興を図るため、法に基づく支援をはじめ、企業や団体の活性化・高度化を促進する施策を総合的に推進しています。

経済・雇用情勢に的確に対応しながら「ひょうご経済・雇用活性化プラン」(2019~2023)の着実な推進に取り組みます。さらに、本県の産業・雇用実態を把握するため、主要経済指標や各種調査結果を使用し、県内産業の現状や雇用の動向について分析するとともに、主要業種に対する景気動向ヒアリング調査を行います。

中小企業金融の総合的施策の企画・調査を行うとともに、中小企業制度融資や信用保証協会に関することなど、県内の中小企業向け金融支援を多面的に行うほか、貸金業に関する指導等を行っています。

地域産業立地課

下請企業や地場産業など中小製造業全般の振興を図るため、消費者ニーズにマッチした商品開発や新たな販路開拓に対する支援、工業技術センターにおける中小企業の技術力向上のための支援を行っています。

また、県民の暮らしを守り、産業活動の促進を図るため、計量器の検定や事業者への指導等を通じ、適正計量を推進しています。

さらに、県内への企業立地を進めるため、本県が有している優れた産業基盤や生活環境、立地優遇策等を積極的にPRし、県内への企業立地を積極的に展開しています。

新産業課 新製品・新技術等の開発に取り組む企業や起業者に対し、産学連携の推進や、知的財産の活用や技術移転、融資や経営支援などを行い、本県経済を支える新たな産業の創出を促進するとともに、情報産業の振興などの支援を行っています。

労政福祉課

 

労使コミュニケーション促進のための会議等の開催や労働事情調査等を行っています。また、勤労者福祉の充実を図るため、ワーク・ライフ・バランスの推進など、働きやすい就業環境づくりや多様な働き方の普及・拡大に取り組むとともに、勤労者福祉施設等を運営しています。

能力開発課

働く人々がそれぞれのキャリアやライフステージに応じて必要な職業能力を開発・向上することのできる社会を実現するため、県立ものづくり大学校などで実施する公共職業訓練をはじめ、民間企業が行う教育訓練への支援、技能の振興や技能尊重気運の醸成など職業能力の開発に関する施策の推進を行っています。

国際課

世界の人々と共に生きる国際性豊かな社会の実現を目指して、世界の潮流や国内の動向を見据えた地域課題の解決方策や、海外に向けた県の施策展開方策の企画・立案を行うとともに、内外における外国機関とのネットワーク化の推進、外国人県民が暮らしやすい地域づくりの推進などを行っています。また、友好・姉妹州省を中心とする世界の各地域と双方の課題解決に向けた交流を推進し、交流の基本となる相互理解を進めるため、県民の皆様の国際感覚の醸成や視野を拡大する機会づくりを行っています。

さらに、多彩な人材が活躍する地域をめざし、外国人留学生をはじめ外国人材との交流を促進しています。

経済交流の分野に関しては、経済活動のグローバル化に対応した企業の海外展開支援や海外からの投資・立地の促進を図るとともに、内外企業が自由に活動できる国際経済地区の形成を推進しています。

観光振興課 多彩な地域資源を生かした交流人口の拡大による地域活性化に向け、(公社)ひょうご観光本部や市町関係団体と連携し、観光振興に係る総合的施策の企画立案及び統計調査、分析を行うなど、全庁挙げた取組を進めます。

地方機関・施設一覧

主要施策等

ひょうご経済・雇用活性化プラン(2019~2023年度)

時代潮流や景気動向に対応しながら、兵庫の産業の元気と県民生活の豊かさの創出に向けて着実に進んでいくため、産業・雇用分野での県政運営の基本的考え方及び施策の方向性を示す「ひょうご経済・雇用活性化プラン(2019~2023年度)」を策定し、各種の施策に取り組んでいます。

兵庫の強みであるものづくり産業とサービス産業のバランスのとれた「産業力」の強化

  • 産学官連携等の推進
    次世代産業を中心とした成長分野の産業の創出を図るため、比較的初期段階にある産学官連携による共同研究を支援する提案公募型の研究補助制度「成長産業のための研究開発支援事業(旧COEプログラム)」を実施しています。

  • 企業立地の促進
    本県が有する優れた産業基盤(域内工業団地、研究機関、学術機関等)や生活環境、立地支援策等の県内外企業への積極的なPRなど、県内各地域への企業立地に取り組んでいます。

  • ツーリズムの推進
    多彩な地域資源を生かした交流人口の拡大による地域活性化に向け、本県の観光の魅力を情報発信するなど、観光・ツーリズムの振興に取り組んでいます。

県民の多様な潜在力と政労使一体となった取組を生かした「人材力」の強化

  • 安定した雇用就業機会の確保
    若年者や高年齢者、障害者、外国人など「しごと」を探している方や事業主への情報提供ときめ細かな就業支援、さらに多様な働き方など、しごとに関する支援を総合的に取り組んでいます。

  • ワークライフバランスの推進(ひょうご仕事と生活センター事業)
    若者、育児や介護を担う人、女性、高齢者など一人ひとりが、各々の生活段階において、仕事と生活を調和させ、十分に能力を発揮できる社会の実現を図るため、仕事と生活のバランスの全県的な推進に取り組んでいます。

  • ものづくり人材の育成(兵庫県立ものづくり大学校)
    兵庫県立ものづくり大学校は、(1)次代を担う人材育成、(2)匠の後継者育成、(3)技能レベルに応じた在職者訓練などを行う「教育研修施設(平成23年4月開校)」と、中学生を主対象としたものづくり体験を通して職業教育の一翼を担う「体験施設(平成24年度開設)」との連携により、学校教育から職業生活までの各段階に応じた総合的・体系的な人材育成拠点としての機能を果たすことを目的としています。

国際化を先導してきた兵庫のネットワークを生かした「国際力」の強化

  • 国際交流の推進
    友好・文化・経済等の各分野における国際交流を展開するとともに、多文化共生社会の構築を目指し、地域の国際化に取り組んでいます。