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尼崎総合医療センター 副主任 伊賀田 香織 |
Q.現在の仕事を教えてください。
高度専門・救急医療を担う阪神地域中核病院の歯科口腔外科で勤務しています。がん等に係る全身麻酔下での手術や化学療法および放射線療法を実施する患者の周術期口腔機能管理や、人工呼吸器装着患者など有病者の口腔衛生管理を担当しています。
Q.県職員の志望理由は?
大学において取得した社会福祉士の資格も活かし、口腔保健の立場からより多くの人々の健康の維持増進に関わりたいと思い、県職員を志望しました。
Q.入庁前後で感じたギャップは?
多彩な症例を数多く経験し、臨床経験を積むことができるところです。現在勤務している県立病院は、48もの診療科を有する高度専門・救急病院なので、様々な全身疾患を有する患者を担当し、幅広く経験を深めることができていると感じます。
Q.仕事の魅力ややりがいは?
主科での治療がスムーズに進行するように、口腔衛生の面から患者をサポートできるところが大きなやりがいです。院内外のセミナー等で県民に対して、口腔ケアの重要性について講演を行う機会もあり、地域の口腔保健指導に関わることができることも魅力の1つです。
Q.印象に残っていることは?
治療に伴い患者の口腔内に重い有害事象が生じたときに、歯科医師や他職種と連携を取りながら口腔衛生管理を行い、口腔内状況の改善が得られると共に全身状態も改善し、表情良く退院されて行かれる過程はとても印象に残ります。
Q 仕事をする上で心がけていることは?
担当する患者は皆さん何らかの全身疾患を抱えておられます。歯科衛生士として口腔衛生管理を行うだけではなく、闘病中の様々な思いを受容、傾聴、共感し、1つの支えとなれるように心がけています。
Q.県職員をめざす人へメッセージ。
病院だけではなく、保健所や県立の歯科衛生士養成校など、多くの場で歯科衛生士としての専門性を発揮できる機会が兵庫県にはあります。様々な分野から、県民の口腔保健向上に関わることのできる兵庫県で共に働きませんか。
これまでの配属先
平成28年4月 尼崎総合医療センター 看護部
平成29年4月 現所属
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