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県立病院で勤務する薬剤師の仕事内容については、こちらもご覧ください。
丹波医療センター 薬剤部 職員 齋藤 あゆみ |
Q.なぜ兵庫県の薬剤師を受験しようと思いましたか?
私は兵庫県外の出身で兵庫県とは縁はありませんでしたが、友達に誘われて就職説明会に参加しました。そこで病院以外にも県庁や保健所で行政に関わる仕事があることを知り、健康に対して多方面からアプローチできることに興味を持ったことが、きっかけとなりました。現在は、チーム医療や薬剤管理指導を通して患者さんの近くで小児医療に携われることにやりがいを感じています。
Q.入庁前後でギャップはありました?
病院勤務では、決裁などの文章を作成することはあまりないと思っていましたが、実際は作成する機会が多くありました。薬局勤務の友人は全くないようなので、公務員と民間企業との違いを感じました。文章を書くのはあまり得意ではないので苦労しています。
Q.仕事をしていて印象的なエピソードはありますか?
以前勤務したこども病院は、患者さんがこどもなので薬を飲んでくれないことがありました。看護師と協力して様々な飲み方を試し、やっと飲んでくれて、更に笑ってくれた時はとても嬉しかったです。
Q.勉強していることなどはありますか?
こども病院に勤務していたときは、小児専門病院という特殊な環境で成人に多い疾患の薬物療法に関する知識を得る機会が少なかったので、病院外の講習会等に参加して勉強していました。最近は、オンラインで受講できるので、知識を習得しやすい環境になってきています。また、小児の知識をより深めるため、小児薬物療法認定薬剤師の資格を取得しました。
これまでの配属先
平成29年4月 こども病院 薬剤部
令和4年4月 現所属
こども病院 薬剤部 職員 門倉 史枝 |
Q.これまでどんな仕事をしましたか?
尼崎総合医療センターでは、入院患者さん向けの薬剤と抗がん剤の調製に加え、1カ月のうち2週間は小児病棟で薬剤管理指導に従事しました。重篤患者には医師や看護師、管理栄養士らとチームを編成し、意見を出し合いながら治療に取り組みました。また、「未来ある子どもを救いたい」との思いで、小児医療に携わることを希望し、薬が飲めない子に服用しやすい方法をアドバイスしたこともありました。それにより症状が緩和され、本人や保護者の方から感謝の言葉をもらった時はやりがいを感じました。
Q.兵庫県職員を目指した理由は?
県立病院には5つの総合病院と5つの専門病院があり、各病院の特色に応じてさまざまな経験を積めると考えました。特にこども病院の存在が大きかったので、仕事をしながら小児薬物療法認定薬剤師の資格を取得しました。近年は薬剤師の採用数が多く、どの病院も平均年齢が若く活気があります。業務で分からないことや困ったことも年の近い先輩だと相談しやすいですし、働きやすい環境だと思います。
これまでの配属先
平成26年4月 塚口病院 薬剤部
平成27年7月 尼崎総合医療センター 薬剤部
令和3年4月 現所属
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