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まちづくり部 都市政策課 主任 福池 章平 |
Q.なぜ県で働こうと思ったのか?
兵庫県は太平洋から日本海までエリアが広く、一つのところにいながらでもいろんなことを知ることができる兵庫県の魅力に気付いたときに、県を目指そうかなと思いました。また、県の非常勤嘱託員として勤務していたのですが、担当職員と班長が会議でけんかをしていたのを見て、自分のことではなく人のためにここまで本気になれるってすごいなと感じました。中で働いている職員は、いろんな意見を出しあって、すごく考えて事業をつくり、それが実際に外に出て具体化しているということを目の当たりにしてすごく感動して、自分もこういう人たちが集まる場所で働きたいと思いました。
Q.現在の仕事内容は?
景観の形成等に関する条例に基づき、地域の景観形成に重要な役割を果たしている建造物や樹木を指定し、適切な保全や維持管理を推進しています。もう一つは、魅力的な景観を見ることができる場所「ビューポイント」を「兵庫の景観ビューポイント150選」として県政150周年記念に選定しました。それに伴い、出張にあわせてビューポイントに行って撮影したものなどをSNSに投稿しています。今年度から、ビューポイントの出前講座を行っているのですが、学校で授業をして、実際にビューポイントの現地に行って子ども達が写真を撮り、紹介文章も子ども達が考えたものを実際に投稿しています。ビューポイントを通じて地域のことを知るきっかけづくりとしておもしろい取組です。建築の知識が必要な場合もありますが、建築職っぽくない仕事をさせてもらえるのは新鮮ですね。
Q.印象に残っていることは?
建築関係の許認可を担当していたときは、どちらかというとルーティンワークでしたが、今行っている出前講座は、小中学生と直接会って話すので、感想がダイレクトに伝わってきますね。子ども達もみんな笑顔で本当に楽しんでいるのが伝わってくるので、やってよかったなと思います。学校に行ってビューポイントの説明を15分程度で行うのですが、子ども達は純粋で、そのときに注意したことを友人同士で守ろうとして声をかけている姿を見て、一つ一つの言葉を丁寧にしっかり伝える必要があるんだなと痛感しました。
これまでの配属先
平成26年4月 県土整備部 住宅建築局 公営住宅課
平成28年4月 豊岡土木事務所 まちづくり建築第1課
令和2年4月 現所属
まちづくり部 建築指導課 主査 海原 英正 |
Q.これまでどんな仕事をしましたか。
住宅政策課では、空き家に入居する人にリフォーム代を補助する「空き家活用支援事業」の担当として、窓口や電話での相談業務、申請者の審査などをしていました。空き家の増加は地域の活力や安全性の低下を招くことにつながるため、県として力を入れている施策の一つです。古くても構造を補強すれば使える家は多く、建築を学んできた立場からも大切にしてもらいたいという思いが強いです。
Q.これからチャレンジしたいことは。
現在の業務から浮かんだのが、古民家再生と空き家の価値向上に関する事業です。前者は古民家を改修してショップ経営したい人への資金調達を支援できないかと考えています。後者は買い手のつかない空き家を隣接地とセットにするなどして、資産価値を高めて市場に流通させるという取り組みです。実現するかどうかはともかく、課題を抽出して新しい施策の立案に携われるのは行政マンの醍醐味だと思います。
これまでの配属先
平成24年4月 県土整備部 まちづくり局 都市政策課
平成26年4月 宝塚土木事務所 まちづくり建築課
平成29年4月 県土整備部 住宅建築局 住宅政策課
令和3年4月 現所属
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