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洲本健康福祉事務所 |
Q.これまでどんな仕事をしましたか。
疾病対策課では、指定難病に係る医療費助成のための受給者証の交付や、県の難病医療提供体制を構築するために、医療機関・各種団体等と調整して拠点病院等を指定するとともに、協議会等を開催し、ネットワーク体制の強化を行っていました。また、小児期から成人期への移行期にある慢性疾病の患者に対する医療提供のあり方や自立(自律)支援の充実を目的とした移行期医療支援体制の構築を推進していました。
Q.なぜ県で働こうと思ったのですか?
病気や障害を抱えながら地域で生活する方を看護職として支えたいと思い、行政保健師を目指し、大学時代の実習で、県保健師が市保健師を含めた支援者の後方支援を行っている姿を見て、専門性を持ち、より広い視点で地域に関わっていくことのできる仕事に魅力を感じ、兵庫県の保健師を目指しました。
Q.これまでの業務で印象に残っていることは?
疾病対策課では指定難病受給者証の更新を担当しており、約3万人分の受給者証を交付するため、膨大な業務を限られた期間内に処理する必要がありました。上司を含め職員全員で協力して業務を進めることができたので、仕事をするうえでチームワークの大切さを学びました。宝塚健康福祉事務所で精神保健業務を担当していた時に、自殺未遂の方を支援する中で、支援者同士が連携する大切さを改めて感じました。
Q.仕事をする上で心掛けていることは?
自身の考えや価値観を押しつけた支援にならないよう、県民の方の話をよく聴くことを心がけています。
Q.仕事のおもしろいところ、難しいところは?
本庁では、県全体の体制構築や方針決定を行う業務が多く、規模が大きく関係機関との調整が一筋縄ではいかないことや、他職種の方に対し伝わりやすい説明をすることの難しさを学びました。健康福祉事務所では、県民の方へ直接支援を行うため、人の人生に関わる仕事にやりがいを感じました。
Q.今後チャレンジしたいことは?
今まで地域と本庁の両方で経験したことを活かして、今後は県民の方への個別支援だけでなく、視点を広げ、病気や障害を持った方を地域全体で支えることができるような保健師活動を行いたいです。
Q.県職員として働く魅力は?
健康福祉事務所や本庁など、配属先がたくさんあり、それぞれの分野で保健師としてだけでなく国・県の動きや仕組みについて知り、様々な経験ができます。健康福祉事務所では難病・精神・感染症分野があるうえ、配属される地域によって特性が異なるので同じ保健師業務であっても活動内容が変わるため、視野を広げることができます。
これまでの配属先
平成27年4月 宝塚健康福祉事務所 地域保健課
平成30年4月 健康福祉部 感染症対策室 疾病対策課
令和4年4月 現所属
保健医療部 健康増進課 職員 長谷川 莉沙 |
Q.これまでどんな仕事をしましたか?
医務課では、多様化する医療ニーズに対応できるよう看護職の資質向上や離職者の復帰支援について、県看護協会など関係機関と会議を持ち、そこで出た意見を施策に反映させて予算化します。地域医療構想の推進で在宅医療の需要が大きくなる中、訪問看護への期待はますます高まると予想されています。そこで、訪問看護ステーションに対し人件費や設備導入費を補助して大規模化を支援する「在宅看護体制機能強化事業」を推進しています。
Q.なぜ県で働こうと思ったのですか?
精神障害や難病、感染症など専門的な保健業務に携われるからです。入庁から3年間勤務した明石健康福祉事務所では「生活の根本は地域にある」を信条に、難病患者に適切な医療サービスを提案しながら、日常生活をサポートしてきました。本庁に異動した当初は自分に何ができるのかと思いましたが、施策立案には地域医療の現状と課題を肌で感じた経験が大いに役立っています。
これまでの配属先
平成26年4月 明石健康福祉事務所 地域保健課
平成29年4月 健康福祉部 健康局 医務課
令和2年4月 現所属
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