ここから本文です。
県立はりま姫路総合医療センター栄養管理部 職員 内山 友絵 |
Q.なぜ病院で勤務する管理栄養士になろう思いましたか?
大学の実習で病院に行ったとき、管理栄養士がカンファレンスで医師や看護師に混じって発言をしている姿を見て、自分の学んできた知識が医療の一部として役に立つことができるのではないかと感じたからです。そこで多くの県立病院で経験を積むことのできる兵庫県の栄養士を受験しました。
Q.1年目はどんな仕事をしていましたか?
主に給食管理を担当し、在庫管理や食品発注を行っていました。病院で出される食事は治療食なので、食品発注も栄養士の業務になります。栄養剤の選定1つにしても、医師・看護師・栄養士それぞれの視点に立ち、最もベストなものを決めることが難しく感じる部分でもありました。
Q.印象に残っていることは?
外来で継続して栄養指導をしていた患者さんの状態が悪化し、緩和ケア病棟へ入院することとなったのですが、入院時に私に会いたいと言ってくれたことが凄く印象に残っています。
Q.仕事をする上で大事にしていることは?
栄養指導は、患者さんに食事療法を守ってもらうためにも、まず心を開いてもらうことが重要だと思います。たわいもない会話などで距離を縮め、あの栄養士と話をしたいと思ってもらえるように、コミュニケーションの取り方を常に意識しています。
これまでの配属先
平成28年4月 県立がんセンター 栄養管理部
平成30年4月 県立西宮病院 栄養管理課
令和5年4月 現所属
県立加古川医療センター 栄養管理部 栄養管理課 職員 遠藤 修史 |
Q.現在の主な仕事は?
医師や看護師、薬剤師、管理栄養士などで構成する栄養サポートチーム(NST)や生活習慣病センター、緩和ケアチームの一員として、さまざまな疾患に応じた栄養治療に携わっています。チームで定期的に開くカンファレンスでは、患者さんの栄養摂取量を評価し、過剰または不足している場合は適切な食事のメニューや量、点滴の薬剤の変更などを提案します。それによって検査結果や栄養状態が改善し、患者さんの状態が良くなってくるとやりがいを感じます。
Q.印象に残っていることは?
入庁5年目に「医療の質向上に貢献した」と評価され、職員表彰を受けたことです。カンファレンスに参加し始めた頃は専門用語が分からず、まるで外国語を聞いているようでした。チームの足を引っ張らないよう病態や治療法について勉強を重ね、他の職種についても理解を深めてきました。全力投球で取り組んできた努力が報われたと感じましたね。
これまでの配属先
平成25年4月 県立柏原病院 総務部 栄養指導課
平成31年4月 現所属
お問い合わせ