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明石市立清水小学校 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか?
公務員を目指した理由は、民間企業から転職活動する時の軸が、「子どもたちが生きていく社会をより良くする仕事」だったため、公務員を目指しました。県職員を目指した理由は、県内の事務職員と研修等で関わることができるところが魅力的だと思ったこと、小中高大学と神戸市だったため神戸市の学校しか知らず、兵庫県で働いたほうが、当たり前だと思っていたことが当たり前でないことに気付き、視野が広がると考えたためです。
Q.これまでの業務で大変だったことや嬉しかったことは?
中学校から小学校へ異動し、校種の違い・業務の違い(部活動・自然学校・学校行事への取り組み方等)・学校の違い(前任校ではしていなかった業務を事務職員が担当していたり)に慣れることは大変でした。ですが、管理職と相談し、勤務校に職員玄関・児童玄関にスロープの設置や段差を解消する工事を行い、バリアフリーにしたことなど、やりがいを感じることも多いです。
Q.仕事をする上で心がけていることは?
養護教諭・栄養教諭・スクールカウンセラーなど1人職や、ほかにも色々な立場で働く職員がいることを忘れないよう心がけています。
Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
社会の変化とともに学校も変わっていくので、そこに対応していくことは難しいと感じています。小中学校事務職は、採用から定年まで一貫して学校現場だけに勤務する事務職員であるため、その点は魅力的だと思います。また、小学校・中学校・養護学校、大規模校・小規模校、地域の実情によって、学校の仕事や雰囲気が異なることがあり、おもしろいです。
Q.今後チャレンジしたいことは?
学校全体を見渡し教育活動をより良くするため、学校事務の側面から企画・提案し、課題解決につなげたいと思います。
これまでの配属先
平成31年4月 明石市立大久保中学校
令和3年4月 現所属
宝塚市立安倉北小学校 |
Q.現在の主な仕事は?
小学校における総務や財務分野の担当をしています。学校予算の管理・執行、情報・文書管理、職員の給与・福利厚生事務、児童生徒に関わる事務に加えて、施設設備の点検や備品管理など、業務内容は多岐にわたります。そのため教職員等から様々な内容の相談や質問を受けることが多く、学校に関するあらゆることを可能な限り把握しておく必要があります。
Q.なぜ兵庫県職員を目指したのか?
教育の現場で働くことに興味があり、教師になることも考えたのですが、教壇に立つよりも、子どもたちの学びを側面でサポートしていく立場の重要性を感じてこの職業を目指しました。
Q.これまでの業務で印象に残っていることは?
2020年度は新型コロナウイルス感染症による影響が学校にも及び、感染症対策を目的としたイレギュラーな対応が求められました。例えば、児童が帰ったあとの消毒作業などは教職員が担うため、なるべく負担を減らせるよう購入する物品に気を配り、品薄になりそうな物品はスピーディーに購入するなど、慎重かつ迅速な対応が求められる業務を経験しました。
Q.仕事をする上で心がけていることは?
子どもたちが楽しく安全に学校生活を送れるよう、また多忙な教職員の負担を軽減できるよう、なにか自分にできることはないかと考えながら、日々仕事に向かっています。子どもたちや教職員とのコミュニケーションを大事にして、学校全体の様子を理解するよう心がけています。
Q.仕事のおもしろいところ、難しいところは?
事務室をのぞいたり、廊下で話しかけてくれたり、ときには休み時間にとった昆虫を見せに来てくれたりする児童もいて、大人だけの職場とはまた違った、学校現場ならではの体験もできて毎日飽きることがありません。教室で一生懸命学んだり、校庭で楽しく遊んだりする児童の姿を見て、自分の仕事が教育活動に繋がっているんだな、と改めて感じます。一方で、小中学校では事務職員の配置が1人のところが多く、仕事上で困ったときに、近隣の学校事務職員の方に助けてもらうことが多々あります。
Q.今後チャレンジしたいことは?
外国語教育やプログラミング教育など、これからますます内容が発展していく教科についてもっと理解を深め、児童がより学びやすく、教員がより指導しやすいような環境を整備していく手助けができたら、と考えています。
Q.県職員として働く魅力は?
わたしたち県職員の基本的な理念は、兵庫に暮らす人たちのために働く、ということですが、小中学校事務職はさらに「子どもたちのために」が加わって、もっと教育環境を豊かにしたい、安心して通える学校をつくりたい、と自然に思えるとてもやりがいのある職業だと思います。
これまでの配属先
平成29年4月 宝塚市立長尾小学校
平成31年4月 現所属
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