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環境科学職の仕事を紹介するため、若手職員で紹介パンフレット・チラシを作成しました。
以下のリンクからご覧いただけます。
環境部 水大気課 主査 長谷川 浩二 |
Q.なぜ環境科学職になろうと思ったのか?
利益のために仕事をするより、人のために仕事をしたいと思い、より公共性の高い公務員を目指すようになりました。また、大学で地球科学分野を研究していたこともあり、その知識を活かせる仕事をしたいという思いもあり、兵庫県の環境科学職を志望しました。
Q.環境科学職はどんなことをしてるのか?
環境科学職の仕事は、工場等に対する規制業務をはじめ、地球温暖化対策、生物多様性に関する仕事など幅広い仕事をしています。1つ1つの成果は小さいかもしれませんが、その積み重ねが兵庫県の環境を改善することにつながると信じ、日々取り組んでいます。
Q.働き始めてからのギャップは?
行政という立場上、常に法律や条例などを根拠に仕事を進めていくのですが、理系学部出身の私にとって、法の解釈などは馴染みがなかったため最初は戸惑いました。ただ、環境法令は、理系の基礎知識があるからこそ、深く理解できる内容も多いため、これまでの経験が活きていると思います。
Q.環境科学職としての知識習得は大変か?
大気汚染、水質汚濁、廃棄物適正処理、資源循環、地球温暖化など様々な課題がありますが、それらは、全て繋がっています。課題に対しては1つの視点からだけでなく、様々な視点から解決方法を模索する必要があるため、様々な部署を経験しないと環境科学職としての深みが出ません。ただし、今の所属で学んだ知識が次の部署でも役に立つので、専門性を突き詰めるという点において魅力的だと思います。
これまでの配属先
平成22年4月 北播磨県民局 県民室 環境課
平成24年4月 産業労働部 産業振興局 産業保安課
平成25年4月 企画県民部 災害対策局 産業保安課
平成27年4月 農政環境部 環境管理局 環境整備課
平成31年4月 東播磨県民局 地域振興室 環境課
令和3年4月 現所属
![]() 阪神北県民局 県民交流室 環境課 職員 吉竹 ひい奈 |
Q.これまでどんな仕事をしたか?
水大気課では、水・大気環境の保全に関する業務に従事しており、特に、新幹線や航空機、自動車から発生する騒音・振動の規制業務を担当していました。現地での調査により、どのぐらい環境に影響があるのかを把握し、その結果を踏まえて対策に繋げていく仕事です。
Q.なぜ県で働こうと思ったのか?
いきものとふれあうことが好きで、いきものも人も住みやすい環境を守る仕事に従事したいと考えていました。大都会から田園地帯、日本海から瀬戸内海にわたり、日本の縮図と呼ばれる兵庫県なら、様々な自然環境に関わることができると考えたことが志望のきっかけです。
Q.入庁前後で感じたギャップは?
兵庫県って広い!五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)それぞれに特徴があり、どこへ行っても今までに見たことのない景色が沢山あります。また、環境科学職では大気・水質・廃棄物等々、専門的に従事する業務内容が多岐にわたり、幅広い知識が必要で日々学ぶことが多いです。
Q.仕事の魅力ややりがいは?
社会・経済の発展は環境破壊を伴うことが多く、環境科学職は自然環境を守るために必要な仕事です。社会・経済の発展と自然環境保全の両立のため、県民のみなさんと協力して日々最善策を求めることが、この仕事の醍醐味です。
Q.印象に残っていることは?
調査などで現地へ行くと、周囲にお住まいの方に声をかけていただくことがあります。「がんばっているね」という言葉に、私の仕事は県民のみなさんのためにあると改めて感じました。普段は直接聞くことができない声なので、現場にいない時でも、その時の想いを忘れないようにしたいです。
Q.仕事をする上で心がけていることは?
視野を広く持ち、自分がすべきことは何なのかを考えるようにしています。慣れないうちは目の前の仕事に精一杯で、視野が狭くなりがちでした。個人ではなく組織として何ができるか、業務の大きな流れを把握して、今何が必要とされているのかを常に気にかけるよう心がけています。
Q.これから受験を考える人へのメッセージをお願いします。
県民や企業のみなさんなど多くの人と接する仕事であり、コミュニケーションとチームワークが必要です。個人の得意分野や性格も折込み済み、懐の深い職場です。誰かが困っていれば一緒に悩んで解決策を探します。次は、あなたの力を貸してください。
これまでの配属先
平成27年4月 東播磨県民局 地域振興室 環境課
平成30年4月 農政環境部 環境管理局 水大気課
令和3年4月 現所属
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