農林水産部 畜産課
業務内容
新鮮・良質で安全な畜産物の提供に向け、酪農、肉用牛、養鶏、養豚及び養蜂等畜産の振興を図るため、畜産経営の安定、家畜の能力向上、畜産環境の保全及び家畜衛生対策等に関する様々な施策を推進しています。また、獣医師や動物用医薬品取扱業者に関する指導などを行っています。
問い合わせ先
〒650-8567
兵庫県神戸市中央区下山手通5-10-1(1号館8階)
農林水産部畜産課
班名 |
分掌事務 |
電話番号 |
FAX・E-mail |
酪農養鶏班
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- 畜産行政の企画及び総合調整に関すること。
- 乳用牛の改良増殖及び育成に関すること。
- 生乳の流通に関すること。
- 学校給食用牛乳供給事業に関すること。
- 牛乳の消費拡大に関すること。
- 養鶏、養豚及び養蜂に関すること。
- 飼料作物や流通飼料の生産利用に関すること。
- 畜産環境保全に関すること。
- 畜産参入支援センターに関すること。
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078-362-3453
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FAX:
078-362-3632
E-mail:
chikusanka@pref.hyogo.lg.jp
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肉用牛振興班
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- 肉用牛の改良増殖や肥育に関すること。
- 肉用牛及び牛肉の流通とブランド強化に関すること。
- 肉用牛の価格安定制度に関すること。
- 県立但馬牧場公園に関すること。
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078-362-3454
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防疫衛生班
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- 家畜防疫や家畜衛生に関すること。
- 畜産物の安全性確保に関すること。
- 動物薬事や獣医事に関すること。
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078-362-3457
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主要施策等
1.酪農振興対策
酪農の振興を図るため、乳用牛の遺伝的能力の向上、飼養管理技術の改善、牛乳の消費拡大等の事業を実施しています。
- 「ひょうごの乳牛」乳量・乳質アップの推進
新鮮で安全安心な県産牛乳乳製品を県民へ安定的に供給するために、乳用牛の遺伝的能力と飼養管理技術を向上させることで1頭あたりの乳量と乳質の向上を図っています。
- 県産牛乳乳製品のブランド化
国際化の進展に対応し、市場評価が高く、競争力のある『兵庫の酪農』を確立するため、高付加価値商品に重点をおいた製造・販売体制を構築するとともに県統一ブランド確立を支援しています。
- 高能力乳用牛の供給促進
乳用牛の遺伝的能力を向上させるために受精卵移植技術を活用して、淡路農業技術センターで飼養している高能力乳用牛の受精卵と受精卵から生まれた雌子牛を酪農家に供給しています。
- 学校給食用牛乳の供給推進
新鮮で安全安心な学校給食用牛乳の供給を通じた飲用習慣の定着と消費拡大を促進し、酪農・乳業の安定的発展を図るとともに、児童及び生徒の体位、体力の向上に寄与しています。
2.養鶏・養豚及び養蜂振興対策
養鶏・養豚及び養蜂の振興を図るため、ブランド強化対策等の事業を行っています。
- 養鶏・養豚振興対策
国内外の産地との差別化を図るため、食品残さを豚に給与して生産する「ひょうご雪姫ポーク」や飼料用米を鶏に給与して生産する「ひょうごの穂々笑実」等の個性・特長のあるブランド畜産物の安定生産を推進します。
- 養蜂振興対策
養蜂振興法に基づく飼育届、転飼調整事務及び兵庫県養蜂振興会が行う養蜂振興活動を支援しています。
3.肉用牛振興対策
肉用牛資源の生産と需要拡大を図るため、肉用牛の改良や増頭、牛肉のブランド力強化等の事業を実施しています。
- 但馬牛改良推進対策
但馬牛は全国で唯一、他県からの牛を一切受け入れない「閉鎖育種」を行っており、但馬牛・神戸ビーフのブランドの礎となっています。これらを維持するため、遺伝的多様性を確保しつつ、良質な牛肉を生産する能力の指標となる育種価評価を活用し、但馬牛の改良を推進しています。また、美味しさなどの産肉形質や、飼料利用性等の新たな改良形質の導入も検討しています。
- 但馬牛増頭対策
但馬牛繁殖雌牛の導入、新規就農者や規模拡大者が計画する牛舎整備を支援し、但馬牛生産基盤の強化を図っています。
- 神戸ビーフの増産対策
国内外の神戸ビーフの需要に応えるため、但馬牛繁殖牛から採卵した受精卵を乳用牛等へ移植をし、但馬牛肥育素牛の生産拡大を図っています。
- 但馬牛・神戸ビーフのブランド力強化
但馬牛・神戸ビーフの歴史や魅力を国内外に広く発信し、神戸ビーフの更なるブランド力強化を図っていきます。
- 県立但馬牧場公園の管理・運営
都市と農村の交流、但馬牛の情報収集・発信を通じた但馬牛の振興を図るため、但馬牧場公園の管理、運営を行っています。
4.家畜衛生対策
家畜の伝染病対策、畜産農家の衛生指導、動物用医薬品の適正使用等の事業を実施しています。
- 家畜防疫
家畜の伝染病の発生予防及びまん延防止のため、家畜伝染病予防法に基づき、家畜の検査・注射等を実施しています。
- 家畜衛生技術指導
各種の疾病による家畜の損耗防止と生産性の向上を図るため、農家等への巡回指導及び家畜の衛生検査等を行っています。
5.飼料対策
畜産経営の安定を図るため、飼料の増産と調製利用技術の向上を推進するとともに飼料製造業者への立入指導を行っています。
- 飼料増産対策
輸入飼料への過度な依存を低減するため、放牧や稲発酵粗飼料、飼料用米などの生産を推進しています。
- 飼料安全性確保対策
飼料製造業者等への立入指導、飼料の収去検査及び飼料等の適正使用等を指導しています。
事業等の紹介、関連するページ
関連リンク