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更新日:2019年6月7日
持続可能な国民健康保険の確立に向けた対策を求める意見書
兵庫県内における国民健康保険加入世帯は、2017年6月1日現在で、790,648世帯であるが、そのうちの滞納世帯数は、12.9%、102,315世帯となっている。
国民健康保険制度は、国民全ての健康の保持増進を支える基盤として重要な役割を果たしているが、被保険者の年齢構成が高いことなどにより医療費が高水準となる一方で、被保険者の所得水準が低いことから、保険料負担率が高くなるといった構造的な問題を抱えている。
今後も国民健康保険の被保険者が安心して医療を受けることができる仕組みの構築が求められている。国民健康保険の財政が逼迫する中、今年度から都道府県が市町村とともに国民健康保険の運営を担っているが、持続可能な制度として確立し、被用者保険との格差を縮小するためには、更なる財政基盤の強化等、各般の取組が必要である。
よって、国におかれては、今後の医療費の増嵩に耐え得る財政基盤を確立し、国民健康保険を持続可能な制度として維持するため、国が責任を持って必要な財源の確保を行うよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成30年12月14日
衆議院議長 |
参議院議長 |
内閣総理大臣 |
内閣官房長官 様 |
総務大臣 |
財務大臣 |
厚生労働大臣 |
全世代型社会保障改革担当大臣 |
兵庫県議会議長 松本 隆弘
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