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皆様からのご寄附を、下記のプロジェクトに活用させていただきます。
1.子犬・子猫の飼い主探しプロジェクト
離乳前の子犬や子猫を自宅で育てるボランティアの方々に協力いただき、子犬や子猫を保育します。
譲渡に適するまで育った犬や猫は動物愛護センターから譲渡し、センターから動物の譲渡を受けた方々と連携して、地域での正しい飼い方を広めていきます。
2.どうぶつライブラリー蔵書拡充プロジェクト
動物愛護センターどうぶつライブラリーの蔵書を整理充実し、子どもたちに絵本の読み聞かせを行うなど、動物に興味や関心を持ってもらえる場とします。
離乳前の子犬と子猫については、行政での保育等が困難でした。そこで、幼齢な子犬と子猫の保育等についてボランティアからの協力をいただき、犬と猫の譲渡を推進します。それとともに、譲渡事業によって正しい飼い方の啓発を行います。
1.ミルクボランティアの育成
子猫の譲渡を推進するため、離乳前の子猫を自宅で育てていただくミルクボランティアを育成します。
2.パピーウォーカーの育成
子犬の譲渡を推進するため、離乳前の子犬を自宅で育てていただくパピーウォーカー(ボランティア)を育成します。
3.新しい飼い主の発掘・譲渡
動物愛護センターから譲渡を受けた飼い主が、お互いの情報交換や地域で動物の正しい飼い方についての情報発信等のために設立した「譲渡犬飼い主の会」と連携し、動物愛護センターの譲渡事業について情報発信を行うことにより、子犬や子猫の飼い主のさらなる発掘に取り組み、譲渡を推進していきます。
譲渡犬飼い主の会
譲渡犬同窓会
写真展
兵庫県では、平成5年に人と動物が調和し、共生する社会づくりを目的として、動物の愛護及び管理に関する条例が施行され、この条例の目的を達成するための基幹施設として、県内5カ所の兵庫県動物愛護センター及び支所が整備されました。
動物愛護センターでは、新しい飼い主(譲渡者)を募り、これらの飼い主と連携し、地域での正しい飼い方を広めることを目的として、動物の譲渡を行っています。動物愛護センターが行う譲渡の流れについては、下記の「兵庫県動物愛護センターの譲渡事業」をご覧ください。
平成12年に動物愛護センターから犬を譲り受けました。その際、「モデル的な飼い主さんになってくださいね。」といわれ、どんなことをすれば良いのだろう?と考えたことを覚えています。
チャーリーはカールヘアーでロングコートの小型犬。その容姿に加えて、誰にでもシッポを振って近寄っていく人懐こさから、私たち家族はもちろん、ご近所の方たちにもとても可愛がっていただきました。初めて犬を飼った私たち家族でも困ることは何ひとつなく、楽しく暮らすことができました。というのも、愛護センターでの様々な人たちとの「ふれあい」や「しつけ」をとおして、チャーリーが人と楽しく暮らすための基礎を育てていただいたおかげだと思っています。また、愛護センターの職員さんには、譲渡後の家庭訪問やオンリーわん倶楽部のイベントなどでも気軽に相談にのっていただき、また飼い主さん仲間からもたくさんの情報を得ることができ、とても心強かったです。
残念ながらチャーリーは4年前に死んでしまいましたが、昨年、愛護センターから2匹の猫を譲り受け、今は猫との生活を満喫しています。ムギもミィもとても人懐こく、家に来た時からトイレの失敗や柱での爪とぎなどもありません。完全屋内飼育でもキャットウォークを楽しそうに歩き回り、ロフトの上が一番のお気に入りで、いつもそこから家族を見下ろしています。
愛護センターには様々な事情で、またいろいろな問題を持つ犬や猫も保護されると聞いています。私たち飼い主が動物と楽しく・正しく暮らすことが、譲渡事業のお手伝いになればと思っています。
愛護センターから譲り受けたリリーも、今年で15歳になります。
リリーは4兄弟。家族で犬を飼おうと相談していたところ、愛護センターのふれあいサークルで兄弟仲良く元気に遊び回っている可愛らしい姿に一目惚れ。迷うことなく家族全員一致でリリーを譲り受けようと申し込みました。
リリーが家族の一員となってからは、どこにいくのもリリーと一緒。愛護センターの譲渡犬の飼い主さん繋がりで“わんちゃん仲間”も増え、たくさんの楽しい思い出ができました。今でも兄弟犬で時々遊びに出かけ、年に一度の譲渡犬同窓会では兄弟そろっての得意技披露が毎年恒例のイベントとなっています。
“わんちゃん仲間”との話題は動物以外のことも多いですが、狂犬病予防注射や不妊措置、フィラリアの予防や混合ワクチンなど健康管理に関することや糞の放置や放し飼いなど飼い主のマナーに関することなども多く、オンリーわん倶楽部でのセミナーや会報誌で得た情報が役に立っています。
お出かけ先や散歩で出会った人達に「かわいいね!」、「賢いね!」と褒めていただいた時には、「兵庫県動物愛護センターの譲渡犬です。」といつも自慢しています。
子どもたちに本を通して動物への関心を高めてもらうため、動物愛護センター愛護館に設置されている『どうぶつライブラリー』の蔵書を拡充し、動物に関する知識を多角的に学べる環境をつくることにより「命の大切さ」や「思いやる心」など、子どもたちに豊かな心を育むことを目的とします。
皆様からのご寄附とボランティアの方々の協力により、プロジェクトを開始した平成28年度から令和5年度までに、これまで保育が困難であった離乳前の子犬・子猫1,145頭を保育しました。
ボランティア数:22(令和5年度末時点)
年度 | 子犬 | 子猫 | 計 | |
---|---|---|---|---|
平成28年度 | 11頭 | 126頭 | 137頭 | |
平成29年度 | 11頭 | 136頭 | 147頭 | |
平成30年度 | 11頭 | 144頭 | 155頭 | |
令和元年度 | 3頭 | 132頭 | 135頭 | |
令和2年度 | 3頭 | 149頭 | 152頭 | |
令和3年度 | 0頭 | 182頭 | 182頭 | |
令和4年度 | 2頭 | 110頭 | 112頭 | |
令和5年度 | 7頭 | 118頭 | 125頭 | |
計 | 48頭 | 1,097頭 | 1,145頭 |
ご寄附の申し込みは、下記の2つの方法があります。
※本プロジェクトは、「ちいさないのちを大切にコース」に含まれています。
※ご寄附いただく場合は、「ちいさないのちを大切にコース」を選択のうえ、「子犬・子猫の飼い主探し等応援プロジェクト」を使途指定ください(アンケート欄または備考欄等へのプロジェクト名の入力で事業の使途指定が可能です)。
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