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兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 過去の定例会・臨時会 > 平成29年度 > 決議 第7号
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更新日:2022年7月7日
「世界の恒久平和と核兵器廃絶を希求する兵庫県宣言」に関する決議
兵庫県の歴史を振り返るとき、第二次世界大戦において、国内外で多数の県民のかけがえのない命が失われ、たび重なる空襲により県土は焦土と化した、あの惨禍を決して忘れてはならない。
本県議会においては、これまで、戦後50年となる平成7年に「核実験に反対し核兵器の廃絶を求める決議」を行うなど、世界の恒久平和の実現を願い、核兵器の廃絶を強く求めてきた。
しかしながら、今なお、世界各地で紛争が起こり武力が行使されるとともに、大量の核兵器の存在と核兵器拡散のおそれが、世界の平和と人類の生存の大きな脅威となっている。
特に、近年は、国境離島周辺での領海侵犯行為が繰り返されるなど我が国の主権がおびやかされるとともに、北朝鮮によるたび重なる核実験や弾道ミサイルの発射は、世界の安全保障に大きな緊張と不安を与えている。
我が国は唯一の被爆国として、広島、長崎の悲劇を絶対に繰り返させてはならない。核兵器の廃絶は我が国国民そして県民の総意である。
よって、本県議会は、次の世代に平和で安心な兵庫を引き継いでいくための一層の努力を行うこと、そして、世界の恒久平和と核兵器の廃絶を強く希求するものであることをここに宣言する。
以上、決議する。
平成29年12月14日
兵庫県議会
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